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書評:1999年のゲーム・キッズ
1990年代半ばのファミ通に連載されていた、当時の最新技術や理論がテーマのショートショート集。


ブログ主は連載当時小学生。ファミ通(当時は「ファミコン通信」だったかも知れないが、どちらにしても略称は「ファミ通」なので、こちらの表記で通す)は親戚の家でたまに読む程度だったが、不気味な小説が載っていたのをずっと覚えていた。この短編集を手に取ったのは10年以上後の事で、話の内容は覚えていなかったが何とも言えない不気味さだけは覚えていた。

1作ごとに特定の技術を下敷きにしており、扉ページで簡単な説明が入る。なので、提示されたネタがどのように料理されるんだろう?と推理する楽しみもある。全体的な作風としては星新一をダークにしたような感じか。視点は常に一人称なのでとても読みやすい。

個人的なお気に入りは、SF的センスオブワンダーな8話「コピー・ブレイク」、某有名ゲームをネタにした?18話「伝染性」、ショートショートとしての様式美を感じる20話「進化した男」、ある意味やった者勝ちの25話「究極の小説」あたり。

数ページ程度の短編と書き下ろしが30話以上入っているので、誰でも好きな話の1つや2つは見つかるのでは無いだろうか。

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