本とゲームのレビューと雑文が中心。

OVAレビュー:ウィザードリィ
あのウィザードリィがまさかのOVA化。
監修は須田PIN、モンスターデザインはファミコン版の末弥純に準拠。


いきなりライフスティーラーの首が忍者の攻撃で飛ぶ!ロードのディスペルで灰になる!なかなかファン心をくすぐるオープニング。

メンバーが戦士(侍?)、ロード、忍者の3人だけって無茶すぎるぞ!高速で縦穴を昇っていくエレベーターがシュール過ぎるぞ!宝箱一杯の収穫でも稼ぎは200ゴールドそこそこって何だよ!などといきなり突っ込みどころ満載。

ダンジョンに入った直後にロミルワとマポーフィックを使うロード。そんな高レベルのロードでも一瞬の油断でゾンビに噛まれて麻痺するあたりが妙にリアルだ。しかし他に回復役がいないパーティでよくここまで生き延びたな。

約50分と尺が短いこともあってストーリーはシンプル。その日暮らしで金が稼げればいいと思っていた3人組が、好みの娘にほだされてワードナ討伐まで付き合ってしまうという、ちょっと強引な展開。「ムラマサに支配された侍のなれの果て」という、ある意味でお約束は登場するけど。ワードナが普通の悪役になっている例って結構珍しいかも知れない。というかゲハゲハ笑いすぎだと思った。

声がフリーザ様のフラックとか、ジルワンを喰らうバンバイアロードにはとりあえず笑った。しかしワードナとの最終戦が酷いな。倒れた仲間にみんな集まって気遣うって、あんたら戦闘中に何やってるんだ。ワードナも意外にあっさり死んじゃうしなぁ。マイルフィック召喚とかやってくれると思っていたんだが。あ、でもアミュレットを掴むのにミスリルガントレットを使ってたのは無駄に芸が細かいと思った。

全体としてはそこそこまとまってるけど、下手にWizを意識しすぎて完成度が下がってる部分があると思う。セリフだけとは言えカント寺院の存在は果たして必要だっただろうか。まあOVAなんてファン以外は見向きもしないだろうから、これでいいのかも知れない。

エンディングの歌がいい意味で空気。背景に流れる「街の人々の生活」も、ビデオならではって感じで好感。

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 【かけるのブログ】. all rights reserved.