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書評:モンスターハンター 魂を継ぐ者(2)
モンスターハンターのノベライズ第2期の第2巻。前作から3年後が舞台。

関連レビュー:1巻 3巻 4巻 5巻


いっぱしのハンターとして確実に成長を続ける「キオ」。ジャンボ村も確実に発展を続けて様々な人々が集まるようになった。そんな中、篤志家がさらなる発展への協力を申し出て……。

登場人物は増え、特に「ロッシィ」「エーデリカ」はハンターとして今後レギュラーになりそうな感じだが、狩りは単独で行われることが多い。パーティを組む場合でもお互いに別行動をとったりすることが多く、戦い自体はほぼソロで行われることが多い。仲間との協力はむしろ準備や情報提供のように狩りの外側で行われるのがメイン。前シリーズと比較できる特徴の一つ。

本書の見所は何と言ってもモノブロス討伐。モンハンのシナリオ的には非常においしい場面だが、第1期ではほぼ割愛されてしまった部分。狩りは一人でも仲間から惜しみない協力を受け、あらゆる手を尽くしきって最後まであがく姿に前巻からの成長が見える。そもそも前巻では理想に走ろうとして現実に目を向けられないキオの葛藤が描かれていたが、本巻では逆に現実を気にしすぎて理想を追えない悩みを抱えるキオだった。やっぱり成長したなあ。

キャラも増え、過去のエピソードも徐々に明かされる。起承転結の「承」として風呂敷を広げている段階か。セリフの中にFの「猟団」が出てきたり、あとがきではポータブル2ndにも触れられていたので、次巻からはますます世界が広がるんだろうな。

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