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書評:モンスターハンター 長の資格
ゆうきりんによる、モンスターハンター小説の3作目。

関連レビュー:狩りの掟(1) 英雄の条件(2) 狩りの追憶(4)


ゲームに例えると、1作目は「自称熟練者のオンラインデビュー」、2作目は「それぞれのオフラインプレイ」が主題だったが、3作目はさしづめ「倦怠期のマンネリとスランプ」と言ったところ。リーダーのエルメリアと衝突して失敗続き、狩りに目的も見いだせなくなったジーグは新たな仲間を求めるのだが……。

本作から「モンスターハンターG」の要素が加わった。具体的には双剣や亜種モンスター、G級個体といった概念。双剣使いのエンタロウ、頭でっかちな初心者ブラスといった個性的なメンバーを加えて物語は進む。登場人物は微妙に「ハンター日誌(ハンター大全収録)」ともリンクしている。

全体的にセリフが過剰でテンポが悪いという印象を受けた。まともな狩りの場面は終盤に少しあるだけだし、それもいまいち迫力不足。かといって人間ドラマ重視とも言えないし、何というか中途半端な印象。実質的に新キャラ紹介だけで終わってしまったというか。

次回作に期待、と言いたいところだが、4巻目はオムニバスなのでこれが実質完結。ちょっと残念かも。

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