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書評:2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?
有名ビジネス本のパロディに見せかけた、ひろゆき式IT業界論。


ご存じ2ちゃんねるの管理人、ひろゆきが平易な言葉で語るIT業界論。この手の業界人にありがちな熱意も、また倫理感も無く、冷笑的に淡々とした語りが続く。基本的に上から目線で人を食ったような文体なので、嫌いな人は受け付けないかも。

商売主義のマイクロソフト、勝負が好きなソフトバンク、イメージ戦略のmixiなど、大手の特徴を大まかなイメージでとらえるのはわかりやすくて面白かった。

「ある物の存在を許すのは法律でも倫理でもなく市場原理」「日本の法律は良くも悪くも参考程度でしか使われない」という発想は興味深い。腹の底ではそう思っている人は多いだろうけどはっきり書くのが珍しい、という意味でも。

本筋とは全く関係ないが、小飼弾氏との対談において「自分の踊りをそのままキャラに反映させるのが出来なくて歯がゆい、家庭用モーションキャプチャーはコスト的に無理だろう」という話題があるのだが、本書の発行から3年経った現在、まさにその家庭用がキネクト+MMDで実現してしまっている。技術の進歩って凄いな。

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