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書評:アラマタ大事典
好奇心溢れる子供と大人に贈る博物学入門。


現代の博物学者、荒俣宏による事典。生物・科学・文化・人物など、様々なジャンルを取り扱っている。

基本的には児童書で、文章は平易で全ての漢字にルビが入っている。本が好きな子供なら小学校低学年からすらすら読めるだろう。小学生時代の自分が読んでいたら、間違いなく擦り切れるほど愛読したと思う。子供向きだからと言って内容が薄いかと言えばそうではなく、300以上の項目それぞれに、1ページを丸ごと費やして文章と図表で説明してくれる。好奇心さえあれば子供から大人まで楽しめるはずだ。

名前は「事典」だけど、調べようと思った単語を「引く」という使い方にはあまり向かない。索引を見て興味のある分野を開いてから、それぞれの項目からリンクしている関連項目をたどっていくか、あるいは頭から通読するのが正しい読み方だと思う。というか雑学好きな人は一気に読んでしまうんじゃないかな。

あくまでこの本は入口であり、一つの項目から得られる情報は断片的。好奇心を呼び起こすきっかけに過ぎないのだ。参考書籍やネット検索を片手に、さらなる「知の冒険」へと旅立とう。

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