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本とゲームのレビューと雑文が中心。

ICO(PS3版)プレイメモと感想
アクションアドベンチャーの名作をプレイ。


もともと『ワンダの巨像』のほうに興味があったのだが、『ICO』との限定版セット(ケース・ブックレットつき)が1200円くらいで安く売ってたので購入。ワンダとどちらからやるか迷ったが、ICOのほうが先に発売されたらしいのでこちらから。

ゲーム開始。適当に動かす。要素がシンプルゆえか操作体系は予想より馴染みやすかったがカメラワークがきつい。まず場面ごとに開発者が理想とするアングルがあり、プレイヤーが動かせるとはいってもその範囲からは逸脱できない感じ。壁などの制約があるのはわかるが「主人公が見ているであろう景色」をうまく確認できないのが多いのは厄介だなぁ。一人称視点モードがほしい。

少女を救出。この時点で意外とギミックが凝っている。まあ一本道なので迷わないといえば迷わないのだが。二人揃っての最初の謎解き部屋。小さい樽がダミーだということに気づかず結構迷った。取っ手付きの四角い箱は押すことも引くこともできるのか。

トロッコ部屋。急にシビアなジャンプアクションになる。動きやカメラワークのクセがつかめなくて何度か落ちた。どうやっても鎖をつかんでくれない女の子をどうやって連れて行くのかなと思ったら、壁際に足場を持っていけばぎりぎりで手が届くのか。ジャンプでは届かない高さでも手を伸ばせば届くこともある、と。このあたりまでチュートリアル的か。外を連れ回すシーンがラピュタっぽくて(操作のシビアさにびくびくしつつも)面白かったが、橋のスイッチさえ動かせばいいので、後で考えると連れ歩く必要なかった(一人で行って帰ってくればよかった)やつ…?

大きな広間。わざとらしいシャンデリアがあったので上に乗って攻撃したらやっぱり落ちた。ジャンプでは渡れないので迂回して反対側へ。「爆弾に火をつける」という解法はすぐ思いついたが操作でやや迷った。単に接触させるだけではなく「○ボタン」を使って棒を経由させないと駄目だったか。

外に出ると襲撃イベント。いくら倒しても出てくるので無限湧きと判断して強行突破。謎の魔女(ヒロインの母)登場!説明書によると、このあたりでちょうど折り返しのようだ。ヨルダという名前はここが初出なのだろうが、PS3版ではトロフィーでフライング登場してしまっている。

次の墓地の襲撃イベントがなかなかシビア。さらわれて飛ばれると間に合わないことが多い。無限かと思いきやしっかり枯れた。ブロックを落とすともう一度発生。強行突破しようとしたら死んだので、きっちり倒しておく。せっかくセーブポイントがあるんだからこまめにセーブしたほうがいいんだな(焦って無駄に繰り返してしまった)

風車。たぶん羽根に掴まって上に行くんだろうなと思いながらもうまくいかない。つかんでもよじ登れないし。中心部を目指して駄目だったので逆に外に向かうと、ぎりぎりで直角に曲がった部分に乗れるようになっていた。それにしても同じエリアに長時間待機してると、謎解きのヒントなのだろうがヨルダが名前を連呼してくるのがちょっと怖い。

水路。扉を開いている間に向こう側に行って欲しいのだが、そのような指示は出せない。言葉が通じないもどかしさ。一旦外側から呼んでみれば命令が保持されるかと思ったがそんなこともない。しばらく悩んでいたら、天井から普通に引っ張り上げることができて拍子抜け。

石柱。結構大規模なエリア。細い道を歩いている途中でぐるぐる回る糞カメラに悩まされつつも進行。失敗したら即死の鎖反動ジャンプは怖いなあ。ここで初めて、女の子をさらうのとは無関係な襲撃イベントが発生。

抜けた先、はしごは一旦無視して真っすぐ進んだら「東の闘技場」という不穏なエリアに閉じ込められた。予備の棒があったり、ぱちぱちと燃える音がすることから、おそらく「火を使ってロープを焼き切る」のだろうが、火までたどり着けない。少し迷ったが円筒形の台の上に二人で乗ったら道が開けた。燭台に火をともして扉が開く。パラボラみたいな装置は今は動かせないらしいので引き返す。内側の扉も火で開けたら剣を入手。武器は床に落ちているやつと入れ替え制か。檻が閉まってボス戦か?と思ったらロープ切ったら出られた。なんだそりゃ。

すべての窓を開けると先ほどのパラポラの光が門扉を照らす。なるほど、もう片方も照らせば門が開くというわけだな。跳ね橋の上の部屋へ行って跳ね橋を下ろす。シャンデリア広間を経由し、城の西側へ。

滝のエリア。長時間離れるのが不安だったがマップ自体はシンプルなので難なく突破。問題は次のエリアで、ピストン式のジャンプ台を作動させたまではいいが次がわからない。どこへ跳んでも仕掛けはないし、改めて上の方を探索してみても鉄骨は途中で途切れている。重い剣がいけないのかと思ってわざわざ棒に持ち替えてみてもダメで、燭台からの点火もできない。セーブポイントが遠い(長いはしごを登らせなければならない)ので、そんなに難しい謎解きがあるとも思えないのだが。

ここでプチネタバレ解禁とばかりにトロフィー実績を確認。シナリオ的にはラスト直前の印象だったのにまだ9%。ほとんどがやり込み系(2時間でクリアできるのか)のようだが、聞いたこともない武器の名前が並ぶ。もしかして取り逃しある?一旦引き返して探索してみるものの特に取り逃しはない模様で、次の目的地である西の塔に続くのもここしかないようだ。

改めて謎に挑む。上に登った時、鉄骨を裏側からつかめることに気づいた時はこれだ!と思ったが違う。改めてゲームの特徴を振り返ると、基本的に本作では謎は順番に解決していくので、ジャンプ台を作動させたのなら次はジャンプ台を使うはずだ。跳ぶ方向を変えてみたり、タイミングを変えてみたり。飛び出す瞬間に武器を振れば踏ん張れるのでそのまま鉄格子を調べたりなど、あらゆる手を試したが駄目。

これ以上は不毛だと思ってネタバレ解禁。「台が下がり始めたところでタイミングよくボタンを押すと大ジャンプできる」だと?!似たようなことは試していたのに気づけなかった。しかも直感的になぜそれで大ジャンプできるのかわからない。あまりにも理不尽。ネタバレで後悔すると思ったが、自力では絶対解けなかったと思うので見てよかった。しかし酷いなあ。この部分だけでゲーム全体の評価が下がってしまいそうだ。

気を取り直して先に進む。今度は水車か。タイミングよく足場に乗ればいいのだろうが、そこから先のところにしがみつくのが大変。ブロックを落としたら水流に流されたので、やけくそで滝に飛び込んだが相変わらずなので引き返す。なんとか成功したが、正解のタイミングを理解したわけではない。

さて、戻るに戻れないので下に落ちるしかないのか。一気に落ちようとしたが確認したら水が抜けてたので焦る。先ほどの部屋に戻り、少女を連れ帰って無事エリア突破。

ゴンドラ。ここは結構たいへんだった。爆弾を使うのだが爆破できそうな壁が見つからないのでとりあえず隣の塔に投げ込んだら正解。ところで一度失敗して爆風を浴びてしまったが死なないのね。振り子がシビアかつやり直しに時間がかかってかなり苦戦。

西の塔。ここでセーブポイントは全制覇。終りが見えてきた。東の塔とほぼ同じなので楽勝かと思いきや水流の部屋を登っても足止め。改めてチェックすると偶像階段から外に出た先にハシゴが。ここから爆破して道を開くのか。結果として水流部屋を壁伝いに登る必要はなかったわけだな。すべての扉を開け、これで扉が完全に光り輝いた。脱出の時だ。

跳ね橋を降ろして庭園に戻り、正門を開ける。少女が弱り始めた。走って手を引くと何度もつまづくのが不穏。途中、橋が裂けた!こちらに呼ぼうとしても着いてこず、橋から押し出されてゲームオーバー。こちらから飛び移らないといけないのか。

改めてやり直し。今度はすぐジャンプする。今までは何度も彼女の手を自分が取っていたが、今度は彼女に取ってもらう印象的なシーン。もう武器はいらない。城の女王が現れて、彼女の姿が実体化。これで引き上げるのか。そしてボス戦か……と思いきや落下?!まだまだ続くようだ。

別離。シビアなジャンプが続く。自然の地形を抜けて水門へ。今まではグリッド単位でしか動かせなかったブロックが水中では滑らかに動く。配管から城内へ。オートセーブのおかげで助かっているがここもきついなあ。カメラワークのせいで適切な方向へのジャンプがとても難しい。しかも電源切ったら長椅子のセーブポイントからやり直しかよ!(扉を開いたときもそうだが、あくまで一時的な再開地点のようだ)

壊れたハシゴを降りた先の、助走のつけ方に失敗して何度かやり直したがようやく下へ。洞窟の入江、まずは陸路を探索すると強そうな剣を入手。しかし水門が開かない。ちょっと潜ればくぐれそうに見えるがそういう操作はできない。一旦引き返してみると、像の封印を剣で解けるようになっていた。

生贄ルーム。角の生えた黒い影はかつての生贄の成れの果てか。なんというかものすごく不気味というか不安というか、BGMも相まって鳥肌が立ったシーン。こちらを翻弄するような動きをするものの攻撃をしてこないという異質さも相まって精神がかき乱される。斬っても斬っても沸いてくるのでイベントありきかと思いきや、少女の手を取ろうとしたりあちこち調べても進まない。攻撃に身を任せようとしても何もしてこない。仕方ないのでひたすら斬りまくるとようやく進んだ。

女王との対峙。剣を持っているか、物陰に隠れていれば攻撃をやり過ごせるようだ。剣が弾かれる場所は固定かな?像を動かせることに気づくと楽になった。3回目くらいの挑戦で勝利。

闇に染まったヨルダの手でボートに乗せられて脱出。……これで終わり?生贄にされたのはなんのため?女王の目的は?ヨルダの正体は?なぜヨルダがさらわれると主人公が石化するの?謎だらけのままエンディング。最後は砂浜に着いたと思ったら操作可能。漂着したヨルダを発見して……これで本当のおわり。クリアタイムは10時間36分。

なぜヨルダは砂浜にたどり着いたのか。そもそも幻なのか。イコの立場からしてみれば、生贄の運命を逃れた上に生贄システム自体を破壊したので、仮にヨルダがいなくなってもプラスマイナスでは十分ハッピーエンドなんだよな。思い出の中だけに残る切ない記憶。

クリアデータをセーブして再開すると「砂浜」とある。ここから無人島イチャラブサバイバル編が始まるかと思いきや、ゲーム冒頭に戻った。単なる二週目かと思いきや難易度が上がったりオプション項目が増えているようで。

とりあえず途中のデータを引っ張り出してきて隠し武器の棘付き棍棒(メイス)を手に入れる。ここの色が違う壁、初回プレイでも怪しいと思って攻撃したり押したりしたんだけど端っこを押さないと駄目だったのか。なぜかエリア移動しないとトロフィーが獲得できないようだ。

2周目はノーミスを狙う(死んでもタイトルに戻ってセーブポイントから再開すればノーカンらしい)。敵が強くなっているようだが、それ以上に操作や仕様(扉の封印を解くとまとめて消せるとか)に慣れているからかそれほど苦労はしない。隠し武器の光の刀(ライトセーバー)強い!苦労したところは覚えているが、スムーズに進めたところは結構忘れている。西の塔の爆弾どこだっけ?とか。

適当に迷ったり、会話ありのムービーは飛ばさずに見たりしたが4時間は切れた。すいか割りってこれかぁ。2時間切りは面倒そうだからいいや。ひとまずICOは終了してワンダやろうっと。

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まず「手をつなぐ」というコンセプトが非常にわかりやすく、またコントローラの振動を通じて彼女の重みが伝わってくるような操作感がよかった、というか製作者の狙い通りというか。

アクションアドベンチャーだが、ライフゲージや所持品といった概念がないのでシンプル。一言でいえば「リソースの概念がないゼルダ」か。回復アイテムどころかHPの概念すらなく、ダメージは怯むか即死かのどちらか。しかし戦闘自体はあまり難しくない(誘拐ポイントさえ把握すれば苦労はしない)。ただ崖から落ちやすいのはどうにかしてほしかった。よりによってカメラが回ったりするし。

とにかく難点はカメラワーク。視点をある程度強制される上に、任意のカメラ移動は停止ができないので、細い道を移動したりするのががかなり困難。視点移動にも限界があるので、主人公が見ているであろう景色を見られない場面も多い。臨場感という意味でも一人称視点モードは付けてほしかった。映画のように見てほしいのか、プレイヤーとして体験してほしいのか、設計思想がブレブレ。

ただ全体的な完成度は高いと思う。カメラワークもほぼ固定されている分、方向入力の癖が少ない(狭い通路は慎重に操作させたいという意図通りだろうし)。そもそもプレイヤーがやれること(操作できること)が少ないので、3Dアクションとしては比較的一般向け(同ジャンルに慣れていない人でも遊びやすい)な部類ではなかろうか。良くも悪くもやりこみ要素がなく気楽に遊べるという意味でもおすすめしたい。

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