はじめに
初代ダビスタというゲームを、存在は知っていたものの今年に入るまでプレイする機会がなかった。「100万人のダービースタリオン」や「ダビスタクロニクル」という書籍などにより、遊んだ気になっていたのだが、これだけでは駄目だと思って中古屋で購入(ファミコンを扱っているような店ならどこでも500円程度で買えるだろう)。実際に遊んでみることにした。ついでに、まともな攻略サイトが見つからなかったので、覚書も兼ねて自分で作ってみることに。
(公開から1ヶ月くらい経過したが、なぜかGoogle検索に引っかからないので、クロール速度が早いFC2ブログを経由することで見つかりやすくするという下心がある)
UIあれこれ
本作は作曲以外のほぼ全てを薗部氏が手掛けたとのことで、全体的に手触り感が良い。処理落ちのような重さを感じる場面もなくさくさく遊べる。しいて言えば、厩舎から週送りするときにボタンを4回も押す(B・上・左・A)必要があり、さらにその後は「右・下・A」と押してようやく厩舎に復帰というのは気になったが。うっかりBボタンをまた押して終了画面を呼び出してしまったことが何度あったことか。
終了といえば、セーブがオートではないのも気付かなかった。終了画面を開かないとセーブできないので、SFC版のつもりで電源を切って巻き戻ってしまいG1優勝を不意にしてしまったことがある。
また、古いファミコンソフトなので仕方ないのだが、一度偶発的にセーブデータが消えてしまったこともある(おそらく接触不良が原因)。本作の場合はターボファイルに外部保存できるので、他のソフトほど致命的なわけではないが、やはり現在プレイするとなるとSFC版と比べてもさらに人を選ぶ面はあるだろうなと思う。
種牡馬について
最低ランクに位置するフォティテンとキヨヒダカが強い。まずデータを見た時点でこれは強い(距離適性の下限が低い、有効なインブリードがある)と信じ、実際に付けてみたら初期牝馬からでも重賞クラスがごろごろ産まれる(安定Cゆえのハズレも多いが格安なので駄目でもともと)。特にフォティテンに至っては下限1000mの唯一の種牡馬(つまり最高のスピード能力を持つ)なのだが、前述の本やネット上で見られるプレイヤーの声で使ったという報告が皆無であった。本当にみんなプレイしてたの?
逆に、巷でやたら強いと言われていたスティールハートはそんなに強くない。下限1200mで実績以外オールBという中途半端な能力では……(全国版では早熟かつ下限1000mになっているので、そちらでは強かったんだろうなと思う)。どの牝馬に付けても走るなんて言う評判があったが、個人的な手応えではサーゲイロード3×3でお膳立てしてやっても重賞すら勝てない産駒が多く、それなら早熟型で手っ取り早く稼げる(上にさっさと見切りを付けられる)上記のパターンのほうが遥かにマシといった印象。
他にはノーザンデクテイタ(ノーザンディクテイター)とヤマニンスキーが強い。下限1400m、健康A、安定Aというパラメータが素晴らしく、中堅牝馬ではインブリードを活用して、高級牝馬ではアウトブリードだけでも十分に強い。一度怪我をしたら復帰が困難(脚部負担をかけずに体重を減らす手段がないので、長期休養で増えすぎた体重を減らそうとして再発という地獄のループに陥りやすい)なので無事之名馬、可能な限り健康Aを付けたい。
調教について
前述のように体重を減らすのが困難なゲームなので、常にベスト体重と同等からやや軽めを意識して、レースの2ヶ月前に放牧して調整するくらいのペースが良さそう。帰厩直後の体調がランダムっぽいのだが、1ヶ月もあれば間に合うケースが多いだろう。それに体調がパフォーマンスに及ぼす影響は後のシリーズよりも緩い印象がある。
併せ調教で根性が上がらないらしいので、基本的には単走・一杯をメインにする。ただ、単走でも一杯調教をするとすぐに調子が変動してしまうことが多い気がするので、体重調整も含めてそのあたりの匙加減が重要か。また調教時の体重減少にランダム要素があるのでベスト体重把握がやや難しい(ベスト体重自体は以降と同様、「太めと言われなくなってから-8kg」で、成長による増減もない模様)。
レースについて
常に8頭立てなので、2頭出しすることで勝率がかなり上がる。クラシック戦線においては同期の僚馬の存在が大きく、このために2歳馬を購入するのも有用な戦略だと思われる。騎手は「ますお」「しばたま」を選び、それぞれ逃げと差しを指示するのがベスト。大レースでワンツーフィニッシュを決めると最高に気持ちいいぞ。
レース結果は全体的にランダム要素が多く(当たりオッズをスキップできないから目立つというのもあるだろうが、やたら万馬券が出る)、たとえ人気薄でも諦めないことが肝心。
クリア報告
馬券を買わないノーリセットプレイで27年目にして全G1を制覇し、ゲームクリア。データが消えたりしたので実質3周目。初期牝馬ヤマノスミレに始まり、ソフィアルンルン、ウェディングベル、キャンディスリー、ミズタマとステップアップ。特にミズタマの産駒が圧倒的で、三冠を取った年にジャパンカップまで制覇。その後、最後に残ったG1である安田記念に連続して挑戦するが一番人気なのになぜか惜敗し、3回目の挑戦でようやくクリア。

5歳からは安田とJCのみ挑戦。全くレースに出さないと体重が増えすぎるので年に2回は出したいが、どうせなら最難関のJCに出してやろうと思った。安田記念制覇直後の賞金額がぴったり8億で気持ちいい。

僚馬とともに絶好調で出た3度目の安田記念では圧倒的人気。さすがにワンツーフィニッシュを決めてやれた。
クリア時点の戦績
朝日杯:1回、皐月賞:2回、ダービー:4回、菊花賞:3回
天皇賞(春):1回、天皇賞(秋):1回
安田記念:1回、マイルCS:1回、スプリンターズS:1
ジャパンカップ:3回、宝塚記念:2回、有馬記念:1回
G2合計:7回
出走回数:272回 優勝回数:100回
感想
最初はインブリード中心、牝馬の質が上がったらアウトブリード中心で無難にクリア。少しでも可能性のある馬は育てたかったので最大で5頭ほど同時育成したが、さすがに結構大変だった。ヒントとして「放牧と帰厩は毎月頭にする」などの自分ルールを決めておくと管理しやすい(見落としにくい)。
効率を突き詰めると配合はどうしてもワンパターンになってしまうので、牝馬を買って任意の種付けをするよりも2歳馬を買って育てるという遊び方のほうが面白いかも知れない、と思った。何より管理するのは常に1頭で済む(ゲーム的には二頭出しできたほうが有利だが)。
なにはともあれ、ファミコンソフトとしての完成度は高い。難易度も緩めで気軽に遊べる。値段も手頃なので、プレイ環境があれば(バックアップ用のターボファイル含め)手を出してみることをおすすめする。SFC版のシリーズよりもさくさく遊べるだろう。RTAの種目としても2よりカジュアルに遊べるのでは?と思った。
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