1代配合ながら恐ろしい爆発力と安定性を両立した配合についてのメモ。
詳細
繁殖牝馬のリーデンベール(モデルはアトラクト)にアスワンを種付けすることで、ナスルーラ(スピード◎・気性難)2本、ネアルコ(スピード・勝負根性)4本、さらにノーザンダンサー系×レッドゴッド系のニックスが発生する。
スピードアップ系8本にニックス(2本相当)が加わることでスピードアップ10本相当となり、これにアスワンの安定Cが重なることでスピードが確実に爆発する(安定が悪いほど爆発力が上がるので、スピードアップの要素が重なった場合、かえって安定が低いほうが産駒のスピードが安定するという妙な仕様がある)。スタミナアップ要素はニックスのみだが、アスワンの距離適性上限が2400mなのでそれなりの高水準が期待できる。勝負根性も父がAでクロス4本があるので文句なし。懸念は気性難だが、本作における気性難のインブリードは1本でも複数本でも効果は変わらないらしい(気性の下限値が最低になるだけで、累積しても変わらない)。
この配合のすごさは、スピードが確実に爆発する一方、総合力でも最強レベルの馬が誕生する可能性があるということである。さすがに近年の研究によって生み出されたスタミナを重視した配合(タマモクロス×タマモクロスとか)には及ばないが、サイキョウクラウドやスルーザナイトといった初期のチャンピオン級になる余地は十分にある。774さんのサイトで紹介されている「スワンレイク」は、パラメータを比べると上記2頭に匹敵する。
例えば有名なマチカネイワシミズ×オオシマナギサは、スピードだけは確実に爆発するが、スタミナを高める要素はない上に根性のばらつきも多い。しかも危険配合で気性難や虚弱が出る(グレートローマンを代わりに使えば危険は回避できるが、スタミナや根性は同様)。一方で同じように初期牝馬を使ったノーアテンション×スキップフロアの配合は、全てのパラメータが高くなる可能性がある一方で、スピードが爆発しない可能性が低くない(サイキョウクラウドなども基本的にはこのパターンである)。本作において有名な配合というのは、基本的に「確実なスピード」か「不確実な総合力」かのどちらかのパターンである場合が多い。アスワン×リーデンベールのように両立できる例は極めて珍しい。
しかも、牝馬が生まれれば可能性はさらに広がる。アスワンはノーザンダンサー系なのでニックスの相手が選び放題である。爆発力はなくとも気性難に悩まされることのない無難な産駒を求めるもよし、血統にナスルーラが3本残っているのでもう一度爆発に賭けてみるのもよし(上記の774さんのサイトでも「リアルシャダイ×アスワン×リーデンベール」という例がある。確定ではないが爆発力は高く、距離適性とニックスによりスタミナも底上げできる)。
この配合について、近年ではRTAの常套手段にもなっているようだが、リアルタイムではなぜかほとんど知られていなかった。攻略本などでも「インブリード・ニックス・安定C」の強さは知れ渡っており、この配合はまさにそれら全てを満たすパターンなのだが、配合サンプルとして触れた例すら見たことがない。ナスルーラの2重クロスが必要以上に嫌われたのかも知れない。
余談:「リーデンベール」の馬名について
繁殖牝馬の名前はリーデンベールだが、リーベンデールという雪印のアイスクリームが存在するためか名前がよく間違えられる(上記の774さんのサイトですら間違っている部分がある)。
名前の一部を入れ替えることで実在の商品名を避けたようにも見えるが、リボンシトロン等の実在商品そのままの馬名もダビスタにはよく登場するので、開発者が間違えてしまった可能性が濃厚である。適当に検索してみても間違えている人は少なくない様子(ダビスタのほうでもアイスのほうでも)。
Google翻訳によると、ドイツ語で「Liebender」は「恋人」や「愛人」、「Lieben der」と区切ると「大好き」の意味だと出てくる。一方「リーデンベール」の場合、「Lieden ber ○○」で「○○についての歌」という意味に一応なるようだ。「リーデン・ベール・リーベンデール」だと「恋人についての歌」になると思うが、ドイツ語については詳しくないので文法的に正しいのかはわからない。
コメントの投稿
トラックバック
| トラックバック URL |
| ホーム |


