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SFC版シムシティー(初代)で遊んでみる
練習モードで10万人から、本番で60万人まで。

このブログとしては珍しく、記事内にはゲーム画面を多く貼り付けている。
ただしアナログ出力したテレビ画面を直接撮影したものなので画質が悪いことを先に断っておく。

はじめに


20年ぶりくらいにシムシティーをプレイ。買ったのは小学生の頃だが、結局メガロポリス(50万人)は作れなかった。攻略本を参考にしても思い通りに育たなかったり、そもそも都市の規模が大きくなると処理が非常に重くなるのが苦痛で仕方がなかった。

たまたま見つけた攻略サイトにて「住宅地の正しい接続」という概念を知る。思うように発展できなかったケースは大抵はこれに引っかかっていたのではないか。「自然なまちづくり」を心がければ割とクリアできそうな要素だが、効率化に走って一直線に区切ったりすると引っかかりやすくなっているようだ。

練習モードで10万人


まずは肩慣らし。上記サイトを踏まえてこれを目指す(プレゼントの位置取りについては島マップでは意識しづらいので無視)。

練習モードで10万人(メトロポリス)」というのはメッセージイベントもあり、ネット上でもタイムアタックの定番となっている。今回僕が目指すのは「黒字経営で維持できる10万人」、つまり税率を極端に引き下げて赤字決済にするのを良しとしない方針で進める。

基本的なプランは水平方向のベルトとして都市を組み立てる。島の北部と南部には公害を出す工業地帯などを隔離し、1区画分の商業地帯を緩衝地帯とした上で、中央部分に住宅地を作る。ただし「正しい接続」のために商業地を挟んだりもする(プレゼントや警察署なども活用できるならする)。

一通り開発が終わったあたりで人口が伸び悩んだのだが、税率を下げるとまだまだ人は増える。最終的に3%まで下げたところで10万人になり、会計も黒字かつ数年間維持できたので当初の目的を達成。これで基本は覚えた、と言ってもいいかも。最終的な配置は以下の通り。


空港なしで10万人


本作における空港の効果は「設置することで商業地帯の人口上限である15000人を開放する」である。逆に言えば、商業地帯の人口を15000人以下に抑えて開発できるのなら空港は不要ということだ。空港は高価だし場所を取る上に事故を発生させる。通電しなければ飛行機が飛ばず事故は起こさないが、その場合はさらに場所を取る(まともな建物と隣接させられないので)。

世の中には空港無しでメガロポリスを建設した方もいるようなので、練習なら楽勝であろう。

商業地の人口はLv5で800人。18箇所(14400人)ならオーバーしない。すべてが最大まで発展するとは限らないことを踏まえると20箇所くらいは許容範囲だろう。工業地と住宅地の緩衝帯(公害対策)とするには十分な数だ。適当にやってみたら割とあっさり達成。税率もいじらずに行けた。目安としては住宅70:商業20:工業70くらいを目指して開発するのが良さそうだ。


(余談だが、南西の小島における工業地帯6箇所の配置が好き。RTAで知った並べ方なのだが)

さて、上記では地区も交通網も水平方向に開発している。実はこの配置は無駄が多く、貴重な商業地が「(住宅地の)目的地」として機能していない。これを解決するためには地区と交通網の配置を垂直にすればよい。つまり1本の線路で工業地・商業地・住宅地をすべて結んでしまえば、商業地は緩衝帯としても目的地としても機能して一石二鳥である。

結果としてはさらにスムーズに達成できた。達成後は住人の不満を取り除く(主に警察を置いて犯罪対策)余裕もあり、10万人と税率7%を維持したままで過半数の支持率を取り付けることに成功した。最終的には毎年5000$ほどの安定した収益が得られるようになった。







本番への応用


今回の練習プレイで得られた知見は「空港なしでも10万人都市を築ける上に安定した収益を得られる」という点。これは通常プレイでも活用できそうである。最後まで空港なしというのは縛りプレイの領域だろうが、空港を後回しにしても安定経営できるのならば、そこでじっくり資金を貯めれば良い。

手順としては、まずなるべくコンパクトに10万都市を作る。マップの北東部から開発を進めて「工業5・商業5・住宅10」のベルトを重ねていく(反対側からも同様に伸ばし、間に「目的地」を挟む)。もちろん空港がない段階では商業地は20箇所に抑えておき、他を伸ばす。使うマップはもちろん61番。

(なお、マップの上から順に「建物・線路・建物」と並べていった場合、横マスはぴったり埋まるが縦は2マス余る。そのため南北の端は1マス分ずつ公園を敷設しておくのが良いかも知れない。今回は後から気づいたのでやらなかったが)

ところで原発はついマップの隅に建設しがちだが、せっかく無公害なのだから商業地帯との境目あたりに建てるのが有効。スタジアムは目的地も兼ねて発展しづらい住宅地の末端(最終的には工業地帯の中に移してしまったが)、港と空港は離れ島に建てるのがよさそうだ。

2基目の原発を建てる資金で少し足踏みした(銀行からの融資を上手に使えばよかった)が、あっさりと10万都市が完成。練習ほど税収は多くない(島嶼では地価が上がりやすいので税収が得やすい)が、3000$前後は入るので少し待てば空港が建てられる。

10万人を達成した段階での配置は以下の通り。このまましばらく放置して空港の資金を貯める。


空港を建てたら本格的な都市づくり。といっても既に雛形はできているので、それを縦に伸ばす(同じ地区を建て増しする)という単純な作業(適度に警察やプレゼント施設を挟んだりもするが)。基本的には「資金が尽きるまで開発して決算を待つ」作業の繰り返しである。

予想以上に人口が増えそうなので「南東の対岸には手を付けずに50万人」を目指すことに。さすがに40万人を超えたあたりから発展が鈍る。単に処理が追いつかないのか「成長した都市ほど発展しづらい」という意図的な設定なのか、あるいはその両方か。見ている側としては非常にもどかしい時間が続く。本でも読みながら気長にプレイ。

途中、野生の怪獣が出現して原発を始めとする被害を出したが予算的には大したダメージでもなかった(ただ復興には時間がかかった)。この際なので、プレゼント獲得を目指して焼け跡に消防署を18件建てる(「強力な消防署」は地価上昇にも使える。受け取ったら撤去)。ついでに大事な図書館に燃え移った火を消すことにも成功。

一通り開発が終わったのだが最後の5万人くらいがなかなか増えない。これまでは「線路・建築物・建築物・線路」という厳密な区画を守ってきたが、原発周辺や沿岸部などでは1箇所でも多く建てられるように強引に詰め込む。さらに発展の遅い(Lv1にすらならない)住宅地は商業地に置き換える。理屈はわからないが(「目的地」の概念とも関係なさそう)これで解決する例が多い。余ったプレゼントは発展の遅い商業地に配置(地価が上がるだけで人が増える傾向にあるので)。プレゼントの効果が今ひとつだと感じたら地価をチェック、周囲の公園によって効果が上書きされている場合があるので公園を撤去する。

対策を施すごとにじりじりと人口が増え、ついに50万人を突破!攻略本では「最後の壁を突破するために税率を0%にしよう」などと書いてあったが、税率を全くいじらず、さらに多くの未開発地を残したままで、裏技などにも頼ることなく50万人が達成できたのはちょっと感動。

なお、50万人でもらえるはずのマリオ像を受け取りそこねてしまった。どうやらプレゼントの受取条件を満たし、かつ受取イベントがまだ発生していない状態でセーブして電源を切ってしまうと「実際は受け取っていないのに受取フラグが立っている」状態になる模様(これを逆に応用すると「プレゼントを無限にもらう裏技」になるのだろう)。悔しいが開発への影響はほとんど無いので気にせず進める。

未開発地は地価が低いのでなかなか発展してくれない。虎の子のプレゼントを配置したりした(道路の分の遊園地はまだ受け取っていなかったので、水面に道路を敷いて手に入れる)が、そんな小細工をするくらいなら工業地帯で埋め尽くしてしまったほうがよかったかも知れない。どこに建ててもLv4まで成長するのが非常に頼もしい。怪獣襲撃が怖いのでこまめにセーブしながらプレイ(結局2度目は来なかったが)。

一通り土地を埋め尽くした時点で人口は55万人程度。ここで税率を1%に下げ(この時点では毎年数百ドルの赤字)しばらく待つが大して増えないので配置を見直す。工業地がよく育つことが判明したので、人口密度をチェックして薄いところ(大抵はLv2以下の住宅地か商業地)を工業地に置き換えていく。新しく建てた工業地が住宅地に隣接する場合はそちらを商業地に置き換え。商業地であれば、仮に工業地が隣接していてもTOPを維持できるほど公害による悪影響が小さい。

相変わらず処理は重いのだが、人口は確実に増え続けて60万人を突破!赤字が嫌なので税率を2%まで引き上げてみたが、特に人口は減らずに翌年からは黒字決済となった。さらに住人の不満(公害と犯罪)を少しでも減らすために工業地帯を少しだけ間引いて警察署を配置してさらに1年、黒字経営で過半数の支持を得た60万人都市として安定した。これにてゲームクリアである。







感想


定番中の定番ゲームであり、メガロポリスにしてもそれ以上にしても攻略法があふれているゲームである。そもそも今回プレイしたきっかけも冒頭の攻略法を知ったからというのが最大の理由だった。しかしそれでも「自分が考えたやり方で、自分なりに設定した目的を達成できた」というのは満足感の高い体験となった。

特に練習モードで得た経験を本番に活かせたのが面白かった。本来は練習だけで十分、50万になんてやってられるかと思っていたにも関わらず、練習の成果を本番で試したくなった。結果としてはそれで上手く行ったのだから大満足である。

それにしても、何度も書いたように都市の規模が大きくなってくるにつれて処理が重くなるのは大変だった。インプットに対するアウトプットに非常に時間がかかるのはシミュレーションとしては退屈である。練習モードはテンポがよくて非常に面白かったので、またいろいろな条件を付けてプレイするのだろう。そして調子がよければ本編で試したくなったりして、再び処理の重さに不平を漏らすかも知れない。それもまたゲームを楽しんでいるということなのだろう。

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