本日オープンの「晴れる屋2」秋葉原店を陰ながら応援して期待する。
まず、僕は過去も現在もポケモンカードのプレイヤーだったことはない(GB以外の対人戦は片手で数えられるくらいしかやっていない)ので的はずれな意見かも知れない、と予防線を張った上で…
本日7月7日、マジック・ザ・ギャザリング(MTG)専門店大手「晴れる屋」が、新事業として設立したポケモンカード専門店「晴れる屋2」の一号店が秋葉原にて開店する。そもそもポケモンカード専門店という事業形態すら稀なのに、ビル1棟をまるごとポケモンカード尽くしという型破りな出店に、発表以来ファンや業界人から強く注目されていた。オープン当日も大盛況のようで何よりである。
さて、晴れる屋はもともとMTGの専門店だと書いたが、実はMTGとは単一タイトル専門店が成り立つ唯一のTCGなのである。晴れる屋を始め、特に都内には多数の専門店が存在する。対して、国内での売上(この場合はメーカー出荷の新品に限られることに注意)でMTGに勝る「遊戯王OCG」や「デュエルマスターズ」の専門店はほぼ存在しない。「ポケモンカード」も晴れる屋2以前には事実上存在しなかったはずである。ないわけではないようだが、数年単位で安定した事業になっている例は今のところ聞いたことがない(調べてたら、遊戯王の専門店が近年できたらしい)。
MTGの市場規模に関する話題だが、2019年6月に晴れる屋秋葉原店で行われたインタビューにて「(日本の)MtGの市場規模がアメリカに次いで世界2位、古物を含めるとひょっとしたらすでに世界1位かもしれない」という発言が、他ならぬ齋藤友晴(トモハッピー)社長の口から出ている。おそらくユーザーが実感している(例えば晴れる屋のポケカ進出を「MTGが稼げなくなったから」と悲観的に見る声も少なくなかった)以上に、国内における古物を含めた市場規模は大きいのではないかと思われ、だからこそ専門店が成り立っているのではないか。むしろ順番が逆で、専門店があるからこそ中古市場が活性化したのかも知れない。
なお「遊戯王 専門店」などで検索するとサイトが多数ヒットするが、ほとんどは通販専門の店舗である。さらに同一企業がタイトル別にサイトを開設しているだけの場合も多く、真の意味での専門店とは言えない場合も少なくない。仮に専門の通販業者がいたとしても、スタッフに直接相談できたりプレイスペースにもなる実店舗があるのとないのとではプレイヤーに対する貢献度は大違いである。
この専門店の存在により、MTGは他のTCGとは異なる文化を生んだ。例えばスタンダードがローテーション制なのにも関わらずスタンダード以外のフォーマットに強い人気があるのは専門店による手厚いサポートあってのものだと思われ、同じくローテーション制を採用しているポケモンカードとは対照的である。また現在最もプレイされているフォーマットは統率者戦(EDH)という多人数戦らしいが、このEDHはもともとユーザー発祥のハウスルールだったものが公式化したものである。このような動きは他のTCGでは聞いたことがない。単に公式化しただけでなく、EDHを前提にしたカードが刷られるようになるほどの影響を与えたのだ。
さらにMTG界隈の古くからの特徴として、情報共有意識が非常に強いことが挙げられる。有志によるwikiや店舗サイトが公開しているデッキリストやコラムなど、初心者でも簡単にアクセスできる情報源が多い。ポケモンカード界隈では「自分や仲間が勝つために有益な情報は囲い込んでいた」というプレイヤーの証言を聞いたことがあるし、今もなお有料noteが当たり前である。晴れる屋も自社サイトに多数の情報を公開しているサイトなので、ポケモンカードでも同様にするだろう。閉鎖的なポケカ界隈に風穴をぶち開けてくれるかも知れない。
ともかく、晴れる屋の進出はポケモンカード界において大事件である。流通面でも情報公開の面でも革命を起こすに違いない。公式フォーマットでありながらも今いち盛り上がってない(少なくとも、MTGにおける似たような立場の「モダン」等より)気がする「エクストラ」などの下環境が再注目されたり、あるいはポケカ版EDHのようなまだ見ぬカジュアルルールが生まれるかも知れない。今までは、仮に需要があってもそれに応えられるだけの環境がなかったのだが、これからは晴れる屋2がある。
冒頭で書いたように僕自身はポケモンカードのプレイヤーではないし、今後も積極的にプレイすることはないかも知れない。しかし晴れる屋2という新しい流れと、それによるポケモンカードのさらなる発展、新たな可能性への飛躍を心から願うのである。
本日7月7日、マジック・ザ・ギャザリング(MTG)専門店大手「晴れる屋」が、新事業として設立したポケモンカード専門店「晴れる屋2」の一号店が秋葉原にて開店する。そもそもポケモンカード専門店という事業形態すら稀なのに、ビル1棟をまるごとポケモンカード尽くしという型破りな出店に、発表以来ファンや業界人から強く注目されていた。オープン当日も大盛況のようで何よりである。
さて、晴れる屋はもともとMTGの専門店だと書いたが、実はMTGとは単一タイトル専門店が成り立つ唯一のTCGなのである。晴れる屋を始め、特に都内には多数の専門店が存在する。対して、国内での売上(この場合はメーカー出荷の新品に限られることに注意)でMTGに勝る「遊戯王OCG」や「デュエルマスターズ」の専門店はほぼ存在しない。「ポケモンカード」も晴れる屋2以前には事実上存在しなかったはずである。ないわけではないようだが、数年単位で安定した事業になっている例は今のところ聞いたことがない(調べてたら、遊戯王の専門店が近年できたらしい)。
MTGの市場規模に関する話題だが、2019年6月に晴れる屋秋葉原店で行われたインタビューにて「(日本の)MtGの市場規模がアメリカに次いで世界2位、古物を含めるとひょっとしたらすでに世界1位かもしれない」という発言が、他ならぬ齋藤友晴(トモハッピー)社長の口から出ている。おそらくユーザーが実感している(例えば晴れる屋のポケカ進出を「MTGが稼げなくなったから」と悲観的に見る声も少なくなかった)以上に、国内における古物を含めた市場規模は大きいのではないかと思われ、だからこそ専門店が成り立っているのではないか。むしろ順番が逆で、専門店があるからこそ中古市場が活性化したのかも知れない。
なお「遊戯王 専門店」などで検索するとサイトが多数ヒットするが、ほとんどは通販専門の店舗である。さらに同一企業がタイトル別にサイトを開設しているだけの場合も多く、真の意味での専門店とは言えない場合も少なくない。仮に専門の通販業者がいたとしても、スタッフに直接相談できたりプレイスペースにもなる実店舗があるのとないのとではプレイヤーに対する貢献度は大違いである。
この専門店の存在により、MTGは他のTCGとは異なる文化を生んだ。例えばスタンダードがローテーション制なのにも関わらずスタンダード以外のフォーマットに強い人気があるのは専門店による手厚いサポートあってのものだと思われ、同じくローテーション制を採用しているポケモンカードとは対照的である。また現在最もプレイされているフォーマットは統率者戦(EDH)という多人数戦らしいが、このEDHはもともとユーザー発祥のハウスルールだったものが公式化したものである。このような動きは他のTCGでは聞いたことがない。単に公式化しただけでなく、EDHを前提にしたカードが刷られるようになるほどの影響を与えたのだ。
さらにMTG界隈の古くからの特徴として、情報共有意識が非常に強いことが挙げられる。有志によるwikiや店舗サイトが公開しているデッキリストやコラムなど、初心者でも簡単にアクセスできる情報源が多い。ポケモンカード界隈では「自分や仲間が勝つために有益な情報は囲い込んでいた」というプレイヤーの証言を聞いたことがあるし、今もなお有料noteが当たり前である。晴れる屋も自社サイトに多数の情報を公開しているサイトなので、ポケモンカードでも同様にするだろう。閉鎖的なポケカ界隈に風穴をぶち開けてくれるかも知れない。
ともかく、晴れる屋の進出はポケモンカード界において大事件である。流通面でも情報公開の面でも革命を起こすに違いない。公式フォーマットでありながらも今いち盛り上がってない(少なくとも、MTGにおける似たような立場の「モダン」等より)気がする「エクストラ」などの下環境が再注目されたり、あるいはポケカ版EDHのようなまだ見ぬカジュアルルールが生まれるかも知れない。今までは、仮に需要があってもそれに応えられるだけの環境がなかったのだが、これからは晴れる屋2がある。
冒頭で書いたように僕自身はポケモンカードのプレイヤーではないし、今後も積極的にプレイすることはないかも知れない。しかし晴れる屋2という新しい流れと、それによるポケモンカードのさらなる発展、新たな可能性への飛躍を心から願うのである。
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