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「FF1のエンカウント率が高い」って本当?
ファミコン版よりもリメイク版(ワンダースワンカラー以降)のほうが高い!という話。
「FF1(ファイナルファンタジーの1作目)のランダムエンカウント率は高い!」という印象があるらしい。実際「FF1 エンカウント率」で検索すると、そのような意見が多数出てくる。しかし、(検索トップに出てくる)FF百科事典wikiにも書いてあるように、FF1のエンカウント率はリメイク以降に引き上げられたものである。

実際にどのくらい上がったのか、通常プレイで検証してみることにした。ラストダンジョンであるカオスの神殿の入口からラスボスの前まで最短距離で移動した時のランダムエンカウント回数を階層別に記録する。過去のカオス神殿の構造上、一度3階に上がってから降りていく必要があるため、同じフロアでも往路と復路は個別にカウントしている。

本当は各バージョンで検証すべきだが、とりあえず手元にあったファミコン版(3DSバーチャルコンソール)と、PSP版(DL版)で調べてみた。いずれも固定エンカウント(デスアイやリッチ等)は除外。

ファミコン版
現代1階(0回)→過去1階(1回)→2階(0回)→3階(2回)→2階(1回)→1階(2回)→地下1階(3回)→地下2階(2回)→地下3階(3回)→地下4階(2回)→地下5階(0回)
計16回

PSP版
現代1階(0回)→過去1階(2回)→2階(0回)→3階(3回)→2階(2回)→1階(3回)→地下1階(4回)→地下2階(2回)→地下3階(6回)→地下4階(1回)→地下5階(0回)
計23回

1回ずつ測定しただけの雑な検証だが、おおむね1.5倍ほどになっていることがわかる。リメイク版はエンカウント頻度にムラがある(FC版は毎回「次にエンカウントするまでの歩数」が設定されるのに対し、リメイク版は1歩ごとに判定があるらしい)が、長距離の移動であればある程度均されるだろう。リメイク版はさらにダッシュ(倍速移動)機能があるので、移動時間あたりの体感エンカウント率は約3倍になっているとも言える。

リメイク版のFF1をプレイして「エンカウント率が高い」という感想を抱くのは間違っていない。ただしそれはリメイク版で歪められたもので、本来のFF1のものではないということだけは記憶にとどめておいてほしい。ましてエンカウント率の異様な高さを「昔のRPGだから」等という理由で納得してほしくはない。オリジナルのファミコン版はこんなに高くはなく、ファミコンのRPGの中では今でも快適に遊べる部類なのである(余談だが2と3は普通に高いと思う。個人的に1は気楽に遊べるが2と3は積極的にプレイしたくない)。

さて、近日(7月29日)FF1から6までが「ピクセルリマスター」としてSteamにてPC/スマホ版が配信される。FF1は近年のリメイクでは珍しく(アプリ版以来?)回数制MPが復活している模様(FF2にはあるMP表示がない)で、また他のシリーズのグラフィックもFC版のドット絵を元にしている部分など、オリジナル版回帰の傾向が強いようだ(なおFF1のモンスター図鑑の画像を見る限り、全128種類で追加モンスターはいない=追加ダンジョンがないことは確定)。果たしてFF1のエンカウント率はどのように調整されているのだろうか。

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