そもそも「サンタさん」の存在って、信じるとかそういうレベルなの?って話。
『ママはぽよぽよザウルスがお好き』というアニメがあった。もともとは婦人誌に掲載されていた実録子育て漫画らしいが、子供向けの時間帯にアニメ化されていたのだ。僕は当時見ていたわけではないのだが、新聞のテレビ欄にあった視聴者からの投書コーナーでこのような投稿があったのが記憶に残っている。
「アニメの中で、パパが夜中にプレゼントを子供たちの枕元に置くシーンがあった。それを見たうちの子がサンタクロースの正体を知ってショックを受けた。子供向けのアニメならば夢を壊さない配慮は必要ではないか?」
タイトルリストからすると、どうやら16話への意見らしい(未確認)。ニコニコに公式有料動画があったので興味ある方はどうぞ。
この投稿は反響を呼び(ということは、当時の他の子供向けアニメでは注意深く避けられていた描写のようだ)、投書コーナーで様々な意見が交わされるほどの話題になっていた覚えがある。当時僕は小学6年生(1995年末)だったが、その反響を見てとても奇妙な気持ちになった。「そもそもサンタクロースの存在って"信じる"とか、そういうレベルの話なの?」と。
僕は小さい頃から、サンタクロースという存在はおとぎ話の登場人物だと思っていた。恵まれない子供たちのために、夜中にそっと現れておもちゃやお菓子をプレゼントしてくれる、いわば「福の神」のようなもの(実際にそういう内容の絵本か何かを読んだのかは覚えてない)。日本の昔話で例えると「笠地蔵」あたりが近いイメージである。歩き回るお地蔵さんと同じくらい、空を飛ぶソリでプレゼントを配るおじいさんは現実感のない存在であった。小さいうちは「大昔はそういう不思議なことがあったのかな」と思い、分別が付くようになると「親切な人が貧しい善人に施したという出来事が膨らんで物語になったのかな」と、自分なりに考えたりしたものである。
周囲も割とそんな感じだったような覚えがある。小学校やもちろん幼稚園でも、サンタさんが(絵本や童謡で描かれているような不思議な存在として)実在していると信じていた子はいなかったような気がする。幼稚園のクリスマス会でサンタさんが遊びに来ることもあったような気がするが、それは先生や保護者が扮したものであると理解した上でイベントとして楽しんでいたのではないか(例えば、節分の鬼なども同様である)。本物のサンタさんは童話の中にだけ存在するのだ。
我が家の場合、クリスマスプレゼントは家族で買いに行って子供に選ばせてくれた。夜中にこっそり枕元に置くようなイベントはなかった。そういう風習もあるらしいとは聞いていたが、まさか本気でサンタクロースという、家族以外の第三者がプレゼントを用意してくれると信じているわけではないと思っていた。米軍がサンタクロースを追跡したり、時事ネタで言えば「新型コロナウイルスの免疫を持っているから世界中にプレゼントを配り回っても平気」だとWHOが発表したりするのはジョークだと思っていた。
しかし世の中は広い。「何歳までサンタさんを信じていた?」という質問は、ある種の年代や文化圏に対しては汎用的な質問として機能するらしい。つまり、サンタクロースの実在性というのは、現代において本気で信じられるもののようだ。その前提においては、前述の「ジョーク」は決してジョークにとどまらず、子供の世界観を守るための配慮なのだろう。
しかし神話や伝説、あるいは民話などで語られている不思議な存在というのは数多くあるが、サンタクロースだけここまで特別な存在(少なくとも一定層の子供に対して本気で信じられている)になったのはなぜだろう。特に意見もないし調べようとも思わないが、毎年クリスマスの時期になるたびに気になるので、適当にブログ記事として文章化してみた次第である。
「アニメの中で、パパが夜中にプレゼントを子供たちの枕元に置くシーンがあった。それを見たうちの子がサンタクロースの正体を知ってショックを受けた。子供向けのアニメならば夢を壊さない配慮は必要ではないか?」
タイトルリストからすると、どうやら16話への意見らしい(未確認)。ニコニコに公式有料動画があったので興味ある方はどうぞ。
この投稿は反響を呼び(ということは、当時の他の子供向けアニメでは注意深く避けられていた描写のようだ)、投書コーナーで様々な意見が交わされるほどの話題になっていた覚えがある。当時僕は小学6年生(1995年末)だったが、その反響を見てとても奇妙な気持ちになった。「そもそもサンタクロースの存在って"信じる"とか、そういうレベルの話なの?」と。
僕は小さい頃から、サンタクロースという存在はおとぎ話の登場人物だと思っていた。恵まれない子供たちのために、夜中にそっと現れておもちゃやお菓子をプレゼントしてくれる、いわば「福の神」のようなもの(実際にそういう内容の絵本か何かを読んだのかは覚えてない)。日本の昔話で例えると「笠地蔵」あたりが近いイメージである。歩き回るお地蔵さんと同じくらい、空を飛ぶソリでプレゼントを配るおじいさんは現実感のない存在であった。小さいうちは「大昔はそういう不思議なことがあったのかな」と思い、分別が付くようになると「親切な人が貧しい善人に施したという出来事が膨らんで物語になったのかな」と、自分なりに考えたりしたものである。
周囲も割とそんな感じだったような覚えがある。小学校やもちろん幼稚園でも、サンタさんが(絵本や童謡で描かれているような不思議な存在として)実在していると信じていた子はいなかったような気がする。幼稚園のクリスマス会でサンタさんが遊びに来ることもあったような気がするが、それは先生や保護者が扮したものであると理解した上でイベントとして楽しんでいたのではないか(例えば、節分の鬼なども同様である)。本物のサンタさんは童話の中にだけ存在するのだ。
我が家の場合、クリスマスプレゼントは家族で買いに行って子供に選ばせてくれた。夜中にこっそり枕元に置くようなイベントはなかった。そういう風習もあるらしいとは聞いていたが、まさか本気でサンタクロースという、家族以外の第三者がプレゼントを用意してくれると信じているわけではないと思っていた。米軍がサンタクロースを追跡したり、時事ネタで言えば「新型コロナウイルスの免疫を持っているから世界中にプレゼントを配り回っても平気」だとWHOが発表したりするのはジョークだと思っていた。
しかし世の中は広い。「何歳までサンタさんを信じていた?」という質問は、ある種の年代や文化圏に対しては汎用的な質問として機能するらしい。つまり、サンタクロースの実在性というのは、現代において本気で信じられるもののようだ。その前提においては、前述の「ジョーク」は決してジョークにとどまらず、子供の世界観を守るための配慮なのだろう。
しかし神話や伝説、あるいは民話などで語られている不思議な存在というのは数多くあるが、サンタクロースだけここまで特別な存在(少なくとも一定層の子供に対して本気で信じられている)になったのはなぜだろう。特に意見もないし調べようとも思わないが、毎年クリスマスの時期になるたびに気になるので、適当にブログ記事として文章化してみた次第である。
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