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「ぎゃざガール」について調べてみた
2000年代のMTGを語る上では欠かせないキャラらしい。先日の旧枠モダンイベントでスリーブを使っている方を拝見したので。

コメントを反映。引き続き、間違いの指摘や追加情報の提供は大歓迎。
先に書いておくが、僕はリアルタイムで「ぎゃざガール」というキャラクターが存在したことを全く覚えていない。当時はMTGというかトレーディングカードゲームから最も遠ざかっていた時期なのである。去年あたりからMTGを本格的にスタートし、過去の情報にアクセスする過程でようやく存在を把握できた。

「ぎゃざガール」というキャラクターについて、当時を懐かしむ声や、グッズを紹介するようなツイートなどはよく見つかるのだが、そもそも「ぎゃざガール」とは一体何なのかという情報が、調べてもわかりづらかった。

「ゲームぎゃざ」の看板娘


ホビージャパンによる、マジック・ザ:ギャザリングを始めとするトレーディングカードの専門誌「ゲームぎゃざ」の表紙を飾った田中久仁彦によるイラスト、というのが「ぎゃざガール」の本質らしい。毎号異なるキャラが登場し、想定外の人気を得たため、1年分(月刊誌なので12人)揃った時点で本格的なキャラクター展開が始まったようだ。

そのため、各キャラクターが各月に対応しており、誕生日もその月になっている模様。例えば創刊号である9月号は8月に発売されたので、表紙を飾る日岸茉莉方(ひぎし まりも)ちゃんは8月のキャラということになる。あくまでもイメージキャラであり連載漫画のキャラクターというわけではないようだ。ただし、連載記事にはちょっとしたショートストーリーみたいなものが掲載されたり、人気投票が定期的に行われていたようだ。

ぎゃざガール」という名前からしてマジック・ザ:ギャザリング(MTG)との関係を連想する(そもそも雑誌名からもわかるように、当時は「ギャザ」が一般的な略称だった)のだが、彼女たちは特にMTGで遊んだりするようなことはないらしい。彼女たちにはプロフィールが設定されているものの「デッキは青が中心でカウンターが得意」だの「大型クリーチャーで豪快に戦うのが好き」みたいなことは書かれていないようだ。

あくまで雑誌のキャラであり、MTGの販促キャラではないために公式からはやや距離感があるようだ。例えば20周年特設サイトにおいても、(前身であるRPGマガジンに掲載されていた金澤尚子によるレミィのイラストはあるのに)田中久仁彦のコメントやイラストはない。

彼女たちをプリントした各種サプライグッズも作られた。デッキケースやスリーブといった汎用品の他にも、ライフカウンターのような実質MTG専用グッズも出ていたことから、基本的にはMTGありきのキャラクター群なのだと思われる。

雑誌「ゲームぎゃざ」とは


ホビージャパンが刊行していた月刊誌。「RPGマガジン」の後継で、さらに「ゲームジャパン」を経て、現在では「カードゲーマー」が後継誌ということになっている。詳しくはMTGwikiを参照。

wikiによると定期的にプロモーションカードが付録についてきたようだが、あくまでも先行プロモという扱いで製品版と同一だったとのことだ。前身であるRPGマガジンの付録カードは通常版とは異なるものだったようだが。

「ぎゃざガール」キャラクターについての雑感


ぎゃざガールは、現在もホビージャパン公式サイトでいくつかのイラストを見ることができる。初見の感想としては「え、これ20年前のキャラなの?」である。もちろん良い意味で。

2000年頃といえば、目が大きくてやたらキラキラしたデフォルメが全盛だった時代で、色の塗り方も平面的なアニメ塗りが多かったような気がする。当時主流の「萌え絵」と比べると、ぎゃざガールのイラストはとても現代的(あるいは普遍的)に見える。逆に言えば、20年前は地味で目立たなかったので、ゲーム雑誌売り場などで見る機会があっても印象に残らなかったのかも知れないが。

前述のようにイラストが本体なので、基本的に雑誌の表紙や一部のグッズでしか展開されていなかったようだ。漫画ではないので単行本のようなものはなく、画集すら出ていない模様である。そのため、リアルタイムで雑誌を購読していた人以外には共有しづらいキャラクターというのが残念だ(試しにpixivで検索したが、数えるほどしか出なかった)。

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認知度は当時(中高生)の自分の周りは競技環境ではなかったこともありGAMEぎゃざ自体の認知度自体がなかったです。
自分が読み始めたのが2001年8月号でしたがすでに「どういう理由で人気(グッズ化されている)なのか分からない」キャラでした。

確か12人いるのは各月担当だからと思い調べた所、その流れの詳しい話が出てきました。
http://blog.livedoor.jp/spymemo87316/archives/1029684.html
創刊からの表紙12人が反響を受けキャラ展開と・・・(どうりでイマイチ分からないわけだ)
とするとRPGマガジンからの熱心なユーザーしか知らないがゆえに根強い人気があるキャラなのでしょうね。
えらー | URL | 2020/10/23/Fri 23:15 [編集]
もともとは名前すらない、表紙絵だけのキャラだったということですね。
キャラクター化の経緯も特殊なので、最初から追いかけていないと人気の理由がわからないのもうなずけます。
かける | URL | 2020/10/23/Fri 23:34 [編集]
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