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書評:ウィザードリィの秘密
1990年代に流行った、いわゆる謎本に属する。


FC版1~3とSFC版5に対応、とまず表紙に書いてあるのがちょっと好感触。
同社が出していた「FF世界の研究」がどうしようもない駄作だったのであまり期待はしてなかったが、予想に反して面白かったので驚いてしまった。

魔法の原理を論理的に考えてみたり(魔法を奇跡ではなく、その世界における自然科学だとする世界観は好き)、中世のヨーロッパ文化などからも考察した割とまじめな部分と、ゲームの都合をネタにしたおちゃらけた部分の落差が大きい。まあ、そういうネタに走りすぎた場合は欄外でフォローがあるんだけど。
後者に関しては、ネットでさんざんネタにされたものに慣れてしまった我々にとっては食傷気味だが、この本が発行された1994年という時代を考えれば画期的だったのかも知れない。

対応機種を表紙に明記したり、偉大なる先達であるベニー松山をリスペクトしてたり、巻末には過剰なまでに参考文献を挙げていたり、妙な部分で律儀な作者。
アンソロ小説でも書いてるかなーと思って名前で検索してみたが、特に手がかりが無くてちょっと残念。というか名前が変換できないよ。

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