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料理研究家リュウジは日本の食卓に味の素を復権させられるか?
僕は味の素とリュウジおにいさんを応援します。
お手軽に作れるバズレシピで知られる料理研究家のリュウジ氏(敬意と親しみを込めて「リュウジおにいさん」と呼びたい)が、味の素に関するツイートをして話題になった。









一連のツリーから一部を抜粋したが、本当に激しく同意なのである。以前から僕は味の素に関してあれこれつぶやいていたが、よくぞ代弁してくれたという気持ちだ。

雑誌からNGを出されたという話は興味深い。いつの頃からか、一般的なレシピ本で「味の素」を見かけなくなってしまった。最近読んだ中華料理の本で「昆布粉」を使っている例すら見たことがあるが、リュウジ氏の言うような事情で味の素から差し替えられてしまったのかも知れない。

(余談だが、同じグルタミン酸だからといって味の素を単純に昆布粉に置き換えるのは疑問。風味の問題もあるし、昆布粉に含まれるヨードの過剰摂取のリスクはグルタミン酸よりも遥かに高いのではないかと思う)

少なくとも氏の発言によって、今までわけも分からず味の素を嫌っていた(その一方で、それを含む調味料や加工食品は気にせずに食べていた)人の多くはその忌避感が払拭されただろう。理解した上で嫌っている自然派カルトは放っておけばいいが、誤解であれば正しく導くべきである。

「化学調味料を使うと素材の持ち味がなくなる」「画一的な味付けになる」という紋切り型の批判をよく見るのだが、僕に言わせれば「ほんだし」や「中華あじ」などの風味調味料の乱用のほうがよほど味を画一化させていると思う(これらはこれらで優秀で便利な調味料だと理解した上で)。味の素は他の調味料との併用が前提なので創意の幅は広いのだ。

リュウジ氏の味の素の使い方として、特に見るべきだと思う動画を紹介する。この動画において、味の素を極めてポジティブな理由で使っている。具体的には燻製の風味を邪魔せずに旨味のみを追加する手段としてだ(この説明は動画の8分30秒あたりから)。ほんだしや白だし、創味シャンタンやコンソメなど、風味調味料も好んで使うリュウジ氏が、敢えて味の素だからこそ積極的に使う理由がよくわかる動画である。




僕は日本中の家庭で「味の素」が復権することを望む。それは「旨味」とはなにかという食育の材料にもなるだろうし、他の調味料と自在に組み合わせてそれぞれの「家庭の味」を生み出すに違いない。味の素を堂々と使いこなすことで、食生活はより豊かになっていくことだろう。

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せっかくなので、リュウジおにいさんのレシピ本の広告を貼り付けておく(僕も買いました!)。


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