はじめに
SFC版DQ2は個人的に因縁のタイトルである。時系列順に説明すると、まず僕が最初に触れたDQシリーズはFC版の2である。しかし当時RPGというものがよくわかっていなかった上に、戦闘バランスの厳しさやどんどん長くなる復活の呪文に辟易とし、長期休みに親戚のお姉さんのサポートを受けながらもムーンペタあたりまでしか進めなかったような覚えがある。
後にSFC版が発売され、当時リアルタイムで購入した。1のほうはすんなりクリアできたのだが2のほうは苦戦。攻略本を参考にして進めたのだが、ロンダルキアのあたりでデータが消失してしまった。その後、何度やり直してもいいところでデータが消えてしまい、結局一度もクリアしていないのだ。業を煮やしてFC版を引っ張り出してきて、そちらを先にクリアしてしまった程である。
というわけで、今度こそSFC版の2をクリアしてやりたい。マヌーサザラキやら宝箱復活やらサマル最強化やらの派手なバグが発見されたが、それらは使わずに「普通に」プレイする。福引券の意図的な入手も封印だ(ただし後で遊ぶために、ベラヌールの宿屋イベントは消化せずに残しておこう)。
プレイメモ
ゲーム開始。リリザに直行したらドラキーの群れで死ぬ。皮の盾と回復アイテムを買って勇者の泉へ。やや慎重にプレイしてLv6でサマル加入。そのままムーンペタに向い、全滅したらリセットするくらいの気持ちで強引にラーの鏡を回収してムーン加入(この時点でLv6,4,1)。
3人揃ったところでリリザに引き返す。王子2人に鎖鎌を装備させて湖の洞窟へ。銀の鍵その他を回収。帰り道でムーンがバギを習得。以降はムーンペタ周辺で稼ぐ。
Lv9,8,5になり、鉄の鎧(ローレ)、鎖帷子と鉄の槍(サマル)、聖なるナイフ(ムーン)を買ったところで風の塔へ。敢えてマップを見ずにやったらちょっと迷った。しかし石柱が配置されたりして通路が狭くなり、操作ミスで落下する危険性が増えてるな。戦闘面では余裕で、むしろリビングデッドが絶好の稼ぎ相手。
鋼の剣を買って(鋼の盾はパス)、Lv12,10,7になったところでルプガナへ。Lv12,11,8で船入手。身かわしの服をムーンに装備させ、竜王の城でアイテム回収。ロトの剣は現段階ではサマルに。バリア地帯で回復にMPを使い果たして息切れ。皮肉にもMPが切れた帰り道で、サマルLv11になってリレミト習得した直後に全滅。もうちょっと計画的に動けばよかった。
身かわしの服をサマルにも装備させたら本格的な航海へ(この時点ではローレが一番脆くなってしまった…)。ザハンで金の鍵を取ったら各地の宝を回収。ローレシアの悪魔神官はしっかりセーブしてから戦う(全滅した場合でも消滅してしまうのだ)。運良くマホトーンが効いて犠牲者無しで撃破。サマルに装備させ(ベギラマを覚えるまでは、範囲攻撃の使い手を増やすためにそのほうが良い)、ロトの剣はローレに。Lv14,12,9で月の紋章を入手。
牢屋の鍵を買って水門の鍵を回収。まだトラマナが無いので、聖なる織り機を強引に入手してテパへ。ヒババンゴに全滅させられそうになりながらも水門開放。一旦戻ってからセーブして再訪し水の羽衣入手。この時点ではサマルに装備させるべきである。リレミトによる脱出及び、マホトーンによる無力化という重要な役割を持つので死なれると困る。満月の塔は後回ししようと思ったが面倒なので死ぬ気で突入したらなんとかなった。地獄の使いに先制されたら危なかったのだろうが。この時点でLv17,15,12。
さて、これで現時点で手に入るお宝は揃ったのでしばらくレベリングタイムである。稼ぎはペルポイ西がいい感じだ(ベラヌールの宿屋をイベント保持のために封印している場合)。目標は光の剣を2本。以前の僕なら最強装備になる力の盾を優先したのだが、ダンジョン内で回復リソース切れに陥る事態はほとんど無いので、武器を優先して突破力を高める。揃った頃にはLv19,17,14。ベギラマを待ってもいい気がするが飽きたので大灯台へ突入。さすがに危なげなくクリア。内部でサマルがLv18になってベギラマ習得。これで雷の杖を気兼ねなくムーンに持たせられる。
海底火山へ。地形が複雑なのが厄介だが、地獄の使いの出現頻度が低いので満月の塔よりぬるいダンジョン。不思議な踊りが大幅に弱化しているのでMP枯渇も気にしなくていい。フラグ共有の罠がある魔法の鎧をしっかり回収。特に問題なくクリア。この時点でLv20,18,15。
残すところはロンダルキアのみ。じっくりアイテムを集めながら攻略していこう。まずは命の紋章とロトの鎧。これでメンバー全員の防御面がほぼ最強になった。何度か引き返しつつ、力の盾を2つ買ってから本格的に探索。キラーマシンが予想以上に強かった。マヌーサとスクルトをかけてじっくり戦う。
何度か敗退しつつも、Lv23,21,17でロンダルキアの祠に到達!まだザラキもイオナズンも無いのに。とりあえず周辺で稼ぐ。アークデーモンが出てくると全滅の可能性が高い。Lv27,26,21で中ボス討伐に向かう。アトラスはマヌーサ、バズズはラリホー、ベリアルはひたすら攻撃呪文で、割と難なく倒す。
シドーはさすがにムーンがザオリク覚えないと無謀だと判断してレベル上げ。Lv30,28,23となったところできりがいいので突っ込む。すでに復活の玉を入手しているので戦闘前にセーブできるのだ。シドーはまずマヌーサとスクルトで固めてから、ルカナンをかけて殴る。「光の剣を用意すればよかった」とか「うっかりサマルの鎧が(シドー戦では役に立たない)魔法の鎧のままだった」とか、後から失敗に気づいたがなんとか勝利する。ようやくリメイク2のエンディングを生で見ることが出来て感慨深い。
レビュー
MPや薬草といったリソースとの勝負だったFC版と比べると、1戦ごとに全力を尽くすタイプのバランスになっていると感じた。特に強化されたベギラマを使う敵が出てくるとより顕著に感じる(スマホ版だとギラが範囲攻撃になり、さらに序盤から恐ろしいことになっているらしいが)。1同様に経験値が上方修正されたので、がんがん戦って強くなっていく調整である。
その一方で、金稼ぎに関してはあまり変わっていないどころか、FC版における(バグではなく)仕様の範囲でアイテム復活(特に雷の杖)ができなくなったのでより厳しくなった印象。宝箱の中身が全体的に豪華になったとはいえ、それでも終盤の万単位の買い物は厳しい。ロンダルキアまで行けばギガンテスが破壊の剣を落としまくるとは言え時期的にはちょっと遅すぎる。
ただ、金稼ぎのための戦闘は1ほど単調ではないのでそこそこ楽しい。序盤は特にオートターゲットのルーチンの良さが目につく。一撃で倒せる場合は無傷の敵を優先するため、半端な攻撃力のサマルやムーンの打撃が無駄になりにくく、連携して敵を倒している感じが実に気持ちいい。パーティ内での武器防具の配分もなかなか面白い要素だ。自然な感覚でプレイしているとサマルトリアの王子が弱くなりがちだが、彼にロトの剣や水の羽衣を回してこそ全体の戦力が整うようになっている。
ロンダルキア以前では大抵の装備品が町などでお手軽に手に入ってしまうため、大灯台・満月の塔・海底洞窟といった中盤のダンジョンの旨味が少ない点はリメイクで改善して欲しかった。特に大灯台は行けるようになる時期が早い割に難易度が高く、その上ろくな宝が無い。前述した終盤の金稼ぎ問題を解決する意味も込めて、力の盾の1つくらいは宝箱に入れてくれても良かった気がする。
ラスボスのシドーは大きくアレンジを加えつつも、良くも悪くも大味さを残した良い調整だと思う。ルカナンとスクルトを相殺し合いつつ、死んだらザオリクか世界樹の葉で立て直し(戦闘中にも使える&完全回復になった)、いざとなったらパルプンテの全員復活を期待して危機脱出という戦闘を意識しているのだろうか(僕は結局パルプンテを覚える前にクリアしたけど)。
ところで今回はLv30,28,23でクリアしたが、仮にムーンがアバカムを覚えるまで育てるとなると少なくともLv37,34,29あたりまで上がることになる。おそらく想定クリアレベルはこのくらいだと思われる。トータル45万というかなりの経験値稼ぎが必要に見えるが、パルプンテさえ覚えればハーゴン神殿に多数出てくるはぐれメタル(経験値1万に激増)を割と効率よく狩れるのでなんとかなる想定なのだろうか。
終盤の稼ぎについてはやや引っかかるのだが、全体的には原作に余計なものを足さず、純粋にプレイヤーをパワーアップさせて遊びやすくしたという印象。敵側のベギラマの強化や別物になったシドーはさておき。ところでノーヒントでプレイする場合、「ロンダルキアへの洞窟を開いた時点で、邪神の像を預かり所に入れてしまう」というトラップがあるのはどうかと思った。そこは預かり所の人に「なんと恐ろしい、とても預かるわけにはいきませんわ!」とか喋らせてブロックすべきだったのではないかと思う。リアルタイムでリメイク版のみをプレイした人は少なからず引っかかってしまったのではなかろうか。
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