FC2ブログ
本とゲームのレビューと雑文が中心。

僕のマジック:ザ・ギャザリング遍歴
僕のマジック:ザ・ギャザリングに関する思い出をひたすら振り返る。

関連記事:ポケモンカードゲームの思い出とこれから
MTGとの出会いは、おそらく1997年頃である。上でリンクした記事でも触れているように、弟がどこからともなくカードを調達してきて、面白いから一緒にやろうぜ!みたいに声をかけてきた。

基本的なルールについては僕が弟から教えてもらったが、当時小学生だった弟には読めない漢字や知らない言葉が使われていたり、英語のカードも混じっていたので、兄弟で悪戦苦闘しながらゲームを読み解いていったのを思い出す。横で見ていた母が「埋葬とか生け贄とか、物騒な言葉が多いね」などとつぶやいていた覚えもある。


当時の多くのプレイヤーの例に漏れず、ルールや効果を誤解したままプレイしていた部分もかなり多い。覚えているのをいくつか紹介する。

マナはターン終了時まで失われない


割と些細なやつ。今でもたまにMTGアリーナで誤解してやらかすことがある。なおマナバーンはきっちり適用していた。アンタップ・ステップにアンタップし忘れた土地はマナを出したとみなされ、使い切れていない場合は「マナバーン!」と指摘してダメージを受けさせたり。

効果に「対応」して何かをするということを知らなかった


例えば《赤の防御円》であれば、「戦場に出ているクリーチャーや、使われそうな火力呪文を事前に指定することで、その攻撃や使用を躊躇させる効果」だと思っていた。「相手が《ショック》を唱えてから、それに対応して《ショック》を指定してダメージを軽減する」という使い方ができるとは思わなかった。それでも防御円は強力なカードだと思っていた。

聖別された葡萄酒》をパーマネント扱いしていた


つまり「毎ターンライフ回復と追加のドローができるエンチャント」のような扱いだったのである。おかげで一般にはマイナーであろうこのカードがとても強かった。インスタントという用語は知っっていたのになぜこのような誤解をしたのか?それは「葡萄酒」という名前が一過性の呪文ではなく物理的なアイテムであること、「次のターンの開始時」という文言から次のターンまで場に残り続ける必要があると考えてしまったのだ。余談だが、美味しそうにワインを見つめるイラストがお気に入りでもあった。

夜のとばり》があると沼から黒2マナ出ていた


上記よりも遥かにやばいやつ。「通常の土地タイプであると同時に沼である」というのを「本来のマナに加えて追加で(黒)を生み出せる」と誤読してしまったのだ。つまり、元が沼であれば沼2つ分になると思っていたのである。《暗黒の儀式》から1ターン目から飛んできたりすると…。

フォーマットの概念を知らない


MTGとして印刷されたカードであれば「同カードはデッキに4枚まで」の制限さえ守れば好きに入れられると思っていた。(当時はエターナルですら使えなかった)ポータル系列だろうが平気で通常のカードと混ぜていた。それどころか銀枠であるアングルードのカードですらも(「これは開発者が遊びで作ったらしい」という前提は把握しつつも)デッキに混ぜていた。流石に歌ったり叫んだりするような効果はいくらなんでもおかしいと思っていたのだが、ダイス(コインがありなら、同じ乱数装置であるダイスだって当然ありだろう)を使う《Jack-in-the-Mox》や、名前はともかく効果自体は真っ当な《The Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Service》は普通にデッキに入れていた覚えがある。


そんなこんなで兄弟で楽しく遊んでいた記憶があるのだが、今年(2020年)の正月に帰省してきた弟に久々にMTGの話題を振ったら「あの頃は全然興味なかったくせに」等と言われた。意外な答えだと思ったが、確かに友達とカードで日常的に遊んだり、積極的にカードを集めていた(購入はもちろん、店では見知らぬ人とのトレードもしていたらしい)弟からしてみれば、余ったカードで相手をするだけの兄はそのように見えていたというのも納得である。

1990年代末期は日本におけるMTGの最初のブームだったようだが、僕の周囲ではプレイしている人はあまりいなかったような覚えがある。どちらかというと『モンスターコレクション』のほうが人気だった覚えがある(こちらのルールは全然知らないのだが、弟が買っていたのかカードが数十枚ほど見つかった。機会があれば覚えてみよう)。洋ゲー特有の癖のあるイラストやテキストは、やはり人を選んだのだろうか。

当時集めていたカードについては現在も保管しており(ただ、弟がいうには「本命のデッキは別にあるはず」とのこと)、それを見る限り「メルカディアン・マスクス(1999年10月発売)」が最も新しいセットである。1999年春には自宅でインターネットが開通し、MTGサイトを探してみた覚えもある。なぜここでフェードアウトしてしまったのか、理由は覚えていない。ともかくも、僕自身も弟もMTGからしばらく離れていたのである。


詳細な時期やきっかけは思い出せないが、200x年の中頃に改めてインターネットでMTGを調べる機会があり、その時にMTGwikiを知った。MTGが世界初のトレーディングカードゲームであることや、黎明期の「パワー9」が強力かつ希少なカードとして高額で取引されていること等を知り、改めてMTGの偉大さに気付かされた。スタンダードなどのフォーマットに関する知識を得たのもこの頃だと思う。オンスロートブロックを題材にしたFLASH(ニコニコ動画に一部残っている)がきっかけだったかも知れない。「コールドスナップ」という「過去のセットの追加エキスパンション」という設定に惹かれて、構築済みデッキを買おうと思ったこともあったと記憶しているが、たまたま売っている店が身近になかったので機会を逃す。

そのままMTGからは離れていたが、少し後に自分が主催するオフ会にて「タワーマジック」をプレイする機会があった。しかし、その後は10年以上もMTGには直接触れない日々が続いてゆく。


転機はMTGアリーナ、より具体的にはそのCMである。紛れもなくそれこそが自分にとってのMTG再燃のきっかけであった(当時のブログ記事)。単にゲームに触れるだけでなく、2019年の夏には実際に初心者体験会に行ってみたりもした。そこでは正直に「20年くらい前に知人と一緒に遊んでました」等と答えた記憶がある。その場では古参扱いされたりもした(実際、居合わせた中では最も高年齢だったかも)。

続いて基本セット2020のプレリリースにも参加。MTG歴は20年を超えるが、自分からMTG商品を購入したのはこれが初めてであった。この時点では(アリーナの影響もあり)リミテッドに大いに興味を示すものの、結局はプレリリース(以降は「エルドレインの王権」)以外のイベントに参加することもなかった。

プレリリース以外では、アリーナで組んだ低予算赤単デッキのパーツをストレージから探してみたり、晴れる屋で配布している無料ボックスをいくつかいただいてきたり(灯争大戦のアンコモンPWが結構集まった)しているが本格的なデッキを構築しているわけではない。ブロールデッキを有り合わせで組もうとしたのだが、台風の影響でイベントに参加できなかったのでやる気を無くしている。

現行のルールにおいては、今のところ「マジック・リーグ」について強い関心を持ってはいるものの、日常的に参加できるような店舗が周囲に存在しないので諦めている。構築フォーマットでは非公式であるが「旧枠モダン」に強く惹かれてコンテンツまで作ったのだが、今のところ実際にデッキを組んだり対戦する予定はない。

今後、どのような形でMTGに関わるのかは未定。ただし思い入れだけは他のどんなTCGよりも強い。少なくとも集めたカードを捨てるようなことはないのではないかと思っている。

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 【かけるのブログ】. all rights reserved.