本とゲームのレビューと雑文が中心。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

書評:宇宙の戦士
パワードスーツの元ネタとして有名なSF戦争物。


「みんなは一人のために、一人はみんなのために」な軍隊が、徹底した全体主義集団に圧倒されながらも、最終的に勝利を収める話。

本書の約半分を占める訓練描写、歩兵としての機能を拡張する強化服、恒星間での制圧作戦の展開などなど、リアリティのある宇宙戦争描写が良い。

ベトナム戦争直前という執筆時期を考えると不気味なものがあったり、上官が魅力的な人格者ばかりなところに臭さはあるが(かっこいいんだけど)、作品自体は面白い。後のSFに多大な影響を与えた金字塔であるという評価は揺るがないだろう。

自身も陸軍兵士だった翻訳者の矢野徹氏による解説や、巻末に納められた70年代当時の日本の読者批評が興味深い。
まだ日本は「戦後」だったんだなぁ。

コメントの投稿

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

Copyright © 【かけるのブログ】. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。