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改めて振り返るけものフレンズ騒動 コンセプトデザイン展を中心に
けもフレ2のやらかしによって事態が急展開を迎えている今、改めて9.25騒動の前後を見直す。

(たつき監督による『ケムリクサ』のネタバレを含むので注意)
どうも最近の風潮だと「吉崎観音がたつきの才能や評価を好ましく思わなかった」「吉崎観音が思い描く"けものフレンズ"IPの方向性と、たつきの世界観が相容れなかった」等という説が改めて補強されているようなのだが、ちょっと待って欲しい、と言いたい。時系列で振り返ると、9.25たつきツイートの直前、同年(2017年)夏頃までは「たつき監督による2期」というのは、あらゆる関係者やファン、メディアが当然作られるものと確信していたはずなのだ。

例えばたつき監督による「2期制作決定」を思わせる以下のツイートは、7月24日のものである(歓喜と希望に満ちたリプライが今となっては悲しい…)。


そして上記のちょうど1ヶ月後の8月24日から池袋パルコにて「けものフレンズ 吉崎観音コンセプトデザイン展」が開催された。タイミングとしては、これまでの物語を振り返りつつ、近い内に正式発表される「2期」のお披露目を期待するのが当然であった。例えば大手かつ中立的なアニメニュースサイトである「アニメイトタイムズ」においても、「2期」に言及している。

その「2期」関連の展示は、明らかに「たつき監督の世界観を踏まえた続編」を彷彿とさせるものだったという報告がある。僕自身は足を運ばなかったので、例によって「けものフレンズちゃんねる」の記事(【けものフレンズ】「吉崎観音コンセプトデザイン展」で判明した新情報まとめ【ネタバレ】)の受け売りになるが、それを見ても、「(1期のラストの目的地である)ゴコクチホー(ゴコクエリア)の存在」「そこに残された人工物(信号機・スマホ等)」といった要素は、明らかにたつき版のアニメから地続きで繋がるものである。「あくまでコンセプトデザインであってアニメ設定とは限らない」というような但し書きはあったようだが、逆に言えば全てが無関係だったとも思えない。

(ついでに「火山設定はたつき監督、田辺(茂範)氏の案を元にしているとのこと」と、ちゃんねる管理人のコメントにある。実際、「火山の中でサンドスターの結晶と化したセーバル」というイメージは、後にたつきが手がけた(TV版)ケムリクサにおいて「みどりの苗床となったワカバ」と重なるので、たつきによるものであったことを裏付けているとは言えないだろうか。そもそも「善意の暴走が生み出した悲劇を止めるために犠牲になった存在をクライマックスで救済する」というケムリクサのプロットの原型こそが、幻の「たつき版けもフレ2期」だったりする可能性は大いにあるのではないだろうか)

冒頭で述べたように、もしアニメ版の思わぬ大ヒットからすれ違いが始まったというのであれば、放送から一段落ついた後にたつきの設定を積極的に取り込むとは思えない少なくともコンセプトデザイン展では明らかに「たつきによるアニメ」の続きを想定しており、たつき自身も設定やストーリーに関与していた可能性が高い。それを「吉崎観音」の名のもとで堂々と公開することができたのである。このことから推測するに、少なくともデザイン展を企画している段階では、吉崎からたつきに対するわだかまりは存在しなかったのではないだろうか。

コンセプトデザイン展で初めて公開された設定は、公式に続編ということになっている『けものフレンズ2』では全く回収されていない。石像化してサンドスターのフィルターとなった四神も、その四神(展示資料では玄武)の力をインストールしたラッキービーストも、そのラッキービーストのモデルとなったUMAも、ゴコクエリアもセーバルも何もかもである。『けものフレンズ2』は吉崎観音が思うようにコントロールした結果とはとても思えない

2017年末のブログ記事では「コンセプトデザイン展は没になった設定を供養する意図があったのではないか」という苦し紛れの解釈をしたのだが、仮に企画展の時点で既にたつき離脱及び設定のリセットが決まっていたのであれば、たつき版アニメと地続きになる設定を(完全に没案ではないという形で)公開するのは、2期に対して大いに期待を抱いているファンを裏切る行為に他ならない。いくらなんでもファンを軽視しすぎているというか、もはやサイコパスの領域である。よって、この時点では吉崎観音はたつきと共同で2期を作る気が満々だったのではないだろうか。

正直言うが、騒動以降の吉崎観音の態度は決して褒められたものではない。仮にも「コンセプトデザイン」「総監督」を名乗る者が、一切の発言を行わないのは極めて無責任である。「発言できない事情」を想像することはできるが、あくまで対外的にはプロジェクトの顔である人物が、1年半以上も口をつぐんでいるのは明らかに異常で、お世辞にも立場にふさわしいと言えるものではない。そして、たつきがあのようなツイートをして、ヤオヨロズごとけものフレンズプロジェクトから離脱した経緯については未だに様々な憶測が飛び交う。しかしそれでもなお、吉崎観音の名前によるコンセプトデザイン展においてノリノリでたつき版アニメから繋がる設定を作成・公開していたのを見ると、少なくとも「クリエイターとしての吉崎観音」は、騒動の直前まで、あるいはもしかしたら現在においてすら、たつきと共にあったのではないかと想像してしまうのである。

未だに着地点の見えないけもフレ騒動だが、当初から追いかけていた者としては、いつの日か「吉崎観音とたつき(irodori)による『あの旅の続き』」が見られる日が来ることを願っている。

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2期から突如幹事会社に繰り上がったAge Global Networksの代表の加藤英治氏に、暴力団との繋がりの可能性が指摘されています。
ツイッターの発言に関してテレビ東京から謝罪文が発表された対象と思われる細谷Pも、家系の都合暴力団との繋がりがある可能性が指摘されています。
吉崎観音も加藤英治が過去に所属していたプロレス団体と繋がりがあるようで、ケロロ軍曹及びギロロ伍長の姿のレスラーが登場しています。

これらから吉崎観音の嫉妬説以外に、P陣がたつき監督が一切制作に干渉させなかった事に逆恨みし、テレ東Pの権力や暴力団のツテでたつきを追い出した可能性も挙がっています。
この辺りは話半分で信憑性は微妙な所ですが、2期に製作陣が変わってから盗作・未払いと言った不逞な行動が明らかに増えた事は事実です。
※危険なのでAGNに直接問い合わせは行わないでください
名無し | URL | 2019/04/17/Wed 01:19 [編集]
そのあたりの噂については当然把握しております。

まず、ハッスル(プロレス)におけるケロロ軍曹は、2007年の話なので恐らく吉崎氏個人のツテというよりは出版社やテレビ局繋がりではないですかね?
http://dengekionline.com/data/news/2007/10/26/08f4f6847e5f8176a12e2753078d3fa0.html
ハッスルという興行では他にも多数の芸能人がゲスト出現しています。

次にAGN加藤氏の疑惑ですが、その根拠は(以前所属していた)ドリームステージエンターテイメントと暴力団に繋がりがあったという疑惑ですね。
仮に疑惑が真実としても、当時は一社員に過ぎなかったので、それをもって「個人として暴力団とつながりがある」と仮定するのは早計なのでは。
まして細谷氏については高祖父の代の話なので、それを持ち出して指摘するのは出自差別に繋がるので慎重にすべきです。

ついでですが、テレビ東京社長の小孫茂氏が騒動直後に「すでに発表されている第2弾」を実現したいという声明を出していますね。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/09/28/kiji/20170928s00041000160000c.html
よって細谷一派はともかく、局ぐるみでたつきをパージしたとは思いにくいです。
(そういえば寝言リークで幹部級まで出てきたという話があったが、この社長の鶴の一声があったのではないかと予想)
かける | URL | 2019/04/17/Wed 11:26 [編集]
ハッスルとケロロ軍曹が出版・テレビ局の繋がりはテレビ中継などでテレビ局との繋がりはありそうですしあるかと思いますが、ケロロだけ浮いてるというか、もう少し多作品もコラボしていれば判別が付くんですけどね。
ただ、警察署とのコラボでデザインを提供しなかった疑問が残ります。今からでもどこかの警察署とコラボを組んで、イラストを提供してくれれば解決するのですが。

加藤英治についてはDSE時代は1社員だったと言っても暴力団との関係は中々切れないのが実情ですし、AGN本社が住吉会本部のすぐ近くにあります。けもフレちゃんねる管理人を呼び出そうとしたり、素行問題があると言わざるを得ない部分もあります。結局警察が捜査を行うなりしない限り憶測の域から離れません。

細谷Pについては碌な証拠もないのでどうしようもなさそうですが、氷村ふぁねるの「徹底的に潰しておけ」発言等は一般人が使うような単語ではないですし、この後3人がどのような仕打ちを受けたかを考えるとどうなのかなと思います。

小孫茂の社長の表明については、製作委員会の一員で個人的な意見は差し控えるとしつつ第2弾ができる方策を模索できればとだけあり、たつき監督続投については言及していません。
この辺りも若干気になる所です。

取り敢えず、吉崎観音の嫉妬でこれだけの事態になったと言う事はないと思います。
名無し | URL | 2019/04/21/Sun 02:47 [編集]
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