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ケムリクサ 最終回直前予想と、その答え合わせ
主にツイッターでつぶやいたことのまとめ的な。当然ながらネタバレ満載なので、最終話まで見ていない人にはおすすめしない。

最終話直前に書いた記事だが、最終話を見終わってから改めて「答え合わせ」として加筆。後で何か思いついたり新事実が明らかになれば追記するだろう。

あの世界はどういう世界なの?


地球の一部を「文化財」としてコピー、保存した巨大なジオラマみたいなもの。ポストアポカリプス(文明崩壊後)に見えるのは完全にミスリード。地球の人類自体が滅びていないことは、ワカバとりりの会話でも明らかである。滅びゆく文明を保存するというよりは、移りゆく風景の定点観測のような意味合いなのではなかろうか。

余談。この世界が作られたものである可能性については、5話の時点で予想していた。


保存したのはいつ頃の地球(作中ではもっぱら日本だが)なのか?という問題だが、実際の複製作業にどれほどの時間がかかるかにもよるのだが、少なくとも作中に登場した範囲に関しては、個人的には「ほぼ現代」すなわち「平成末期」というごく短期間に収集されたものだと考える。特に、スペースワールド(2017年末閉鎖、翌年秋頃から解体)や、梅田駅地下(2019年5月から改装予定)に注目したい。

ポイントは、最初の舞台でもある軍艦島の扱いである。採取時期が平成であれば、最初から廃墟の状態で複製されたことになる。11話において、りりを避難させた先がいきなり廃墟だったのはそういうわけである。複製後に崩壊して廃墟になった場所とは成り立ちが根本的に異なっているのだ。

さて物語の舞台である巨大ジオラマについては以上のとおりだが、肝心の地球はどうなっているのだろうか。これについてはまさに「ケムリクサをリアルタイムで視聴している現代の我々が住んでいる地球」そのものなんじゃないかなと思う。これは最終話のオチにも関連していると踏んでいるのだが…

<最終回視聴後>

ラストシーンを見る限り、地球上のどこかに降り立った模様。そこには豊かな水と緑があった。りりは「船」の「下」に地球にあると思っていたようだが、これはワカバによる説明上の方便だったか、あるいは「下から建造物を釣り上げる」という作業からの誤解だろうか。実際は物理的に上にあるというよりは異次元空間のようなもので、「船」そのものは地球上の人里離れた山の中に、迷彩シールドのようなもの(作中では半透明の壁として表現された)で秘匿された状態で存在していた?

あのラストシーンを見る限り、人類滅亡後の世界(ワカバによる保存作業からすると遠未来だろう)とも、あくまでも現代におけるどこかの秘境だとも、どちらとも言える。そのうち特定班がモデル地を探し出すかな。

それはそれとして、11話のラストの後はどうなる?


これに関しては設定はさておき作劇上の都合から入るのだが、まず多くの視聴者は「強敵を倒す(難題を解決する)カタルシス」「ハッピーエンドによる大団円」を期待しているはずなので、そこの基本はブレないとは思う。が、それがどういう形になるかは予想しづらい。

あくまでエンターテイメントとして視るなら、既に散っていった姉妹たちの再登場は当然期待すべきである(9話において「あと1回戦ったら…」という露骨なフラグもあった)。戦闘シーン、特にりくの電撃は非常にアニメ映えする。電撃という派手な飛び道具が画面外から現れて窮地を救うところから始まるのは熱いぞ!戦闘面では他にも、りょうの(ケムリクサを使わない)白兵戦も大いに見せ場となるだろう。

なんだかんだで赤い木の活動を抑え、知能担当のりょく(と、復帰したわかば…これについてはりんのマウストゥマウスでケムリクサ注入が期待されている。それはさておき赤い木の操作についても9話でりょくから提案されている)が何らかの形で制御・封印して、とりあえず一件落着、となるのかなぁ。

<最終回視聴後>

画面外からの電撃こそなかったが、期待通りに散っていった姉妹たちが総登場。りょくも戦闘に加わったのはちょっと意外。収束レーザー強い!マウストゥマウスこそ無かったが、だからこそ最後の最後の台詞が生きるのかも。

わかばによる赤い木の制御は禁じられていたのはなぜだろう。創造したりりの意思だとしたら、過労をねぎらう善意(つまりワカバの手では停止できないように)が最後の最後で窮地を招いてしまったということになり、実に切ない。

その後はどうなる?


さて、赤い木をどうにかしたとしても、りん以外の姉妹たちは既に消えかかっている。既に「散った」3名についてはもちろん、11話エンディングで消えた(厳密には、ごく薄くなっているらしい)りつとりなちゃんズも、そのまま生きられるかどうかは難しい。消えてしまう(りんに統合する)のか、それとも何らかの力で個別に生存するのか。

また、いずれにせよあの世界でわかば達は生きられるのだろうか。もともと生物の生存を前提としてない作り物の世界だし、まして「水」というリソースは有限の上に供給も絶たれているようだ。さて、彼らを待ち受ける運命やいかに。カギを握るのは、ワカバの依頼主ではないだろうか。彼らが何者かわからないが、文字通りの「デウス・エクス・マキナ」かも知れず、あらゆる形で物語を解決する存在かも知れない。

大きく分けて、2通りの結末があると考える。
・デウス・エクス・マキナの介入を受けず、崩壊した世界で生きていく。
・デウス・エクス・マキナの介入を受け、新たな世界(それは現代の地球かも知れない)に転送あるいは転生する。

とはいえ、監督のことだからきっと想像もつかない結末を迎えるかも知れない。

<最終回視聴後>

デウス・エクス・マキナの介入がなくとも現代の地球(と思われる場所)に降り立った。そもそも「船」及び「島」は地球上(少なくとも、歩いて行ける地続きの場所)に存在していた模様?わかばもりんもりつもりなちゃんズも、この豊かな世界で生きていくことができるだろう。この続きは12.1話などで描かれるのだろうか。期待。

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