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【けものフレンズ】 たつき監督の降板騒動は何が問題か
一言でいえば「制作進行中に円満ではない形で監督が降板した」こと、そして「そのような内情が関係者によって公言された」という点が一番の問題であり、その点を追及していくべきだと考える。
アニメに限らず、続編で監督や制作会社が変わることは珍しくない。典型的な理由としてはスケジュール調整や資金面の事情が考えられる。以前の体制が好きだったファンとしては残念な気持ちもあるだろうが、関係者はそのシリーズのみで働いているわけではないので、やむを得ない事情として受け入れるのがスマートな態度だというものだ。

しかしけものフレンズは違う。以下に引用する福原Pの発言を信じるのなら、2017年3月の時点で依頼してすでに制作が始まっていたにも関わらず、同年8月に一方的に外されたことになっている。




上記ツイートが事実だとしたら大問題である。こんなことがまかり通ったらコンテンツ作成者の士気はガタ落ちするだろう

もっとも表に出ていないだけで、同様の事例は過去にいくらでもあったのかも知れない。しかし、今回のケースのように「円満ではない降板」を公言したような例は聞いたことがない。内情を明らかにすることは業界内での立場にも影響し、関係者の中には職を失う人すらいるかも知れない。それでも、ファンにとっては許しがたい(間違いなくKADOKAWA側へと飛び火するだろう)内情を、年末(生放送などのイベントが控えている)であるこの時期に暴露することを選んだのである

第2期を含めて、けものフレンズの今後の展開を応援するか否かは自由だが、少なくとも上記の顛末について素直に受け入れてしまうのは、けものフレンズ、ひいてはアニメコンテンツのファンの態度としては極めて不誠実だと思うのである。今後も関係者に対しては説明責任を果たすように働きかけていくべきであろう。

ところでプロジェクトの中心(少なくとも表向きには)である吉崎観音氏が、たつき監督の9月の発言以来、公の場でのコメントを一切していない(ツイッターはもちろん、連載中の雑誌のコメントすら無いようだ)点も問題である。吉崎氏に今回の騒動の責任はないとしても、中心人物として説明を果たす責任はある。クリエイターであると同時に、ファンに対しての窓口でなければならないのだ。

(以下、何か動きがあったらまた書く)

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以下余談。個人的な考えとしては、「KADOKAWAやファンの求めるペースでたつき監督(およびirodori)が2期を仕上げるのは不可能」だと思うので、一旦は別の制作会社に中継ぎとしての番外編を制作させた上で、改めてたつき監督による続編を公開するというのが、騒動の有無を問わず妥当な形ではないかと思っている。けものフレンズプロジェクトは、異なるストーリーが並列で展開することを許容するコンテンツなのだから。

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