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ポケモン対戦の新規参入ハードルを下げるには
ツイッターのほうでそういう話題が流れてたので便乗。
ポケモンはダイパまで、対人戦はファイアリーフの頃くらいまでしかやってない僕が好き放題に書いてみる。

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ポケモンのゲームをプレイしているのに対戦を躊躇させてしまうのは何か。プレイヤーの質?交流の機会の少なさ?それもあるだろうが、一番の理由はシステムそのものにあるだろう。タイプの相性から始まり、個々のポケモンがどのような能力を持っているのか、どういう技を覚えるのか、またその技はどういう効果なのか等、覚えることが多すぎることがまず第一である。

今の対戦界を引っ張ってるのがどういう人なのかわからないが、最新作からポケモンを始めたという人は恐らく少数派だろう。実際に対人戦をやっていたかどうかはともかく、少なくともいくつか前の世代から(あるいはより以前の世代からブランクを挟みつつ)継続してプレイしている人が大半なのではないだろうか。彼らにとっては、新作が出ても覚えるべき知識の絶対量は完全新規のプレイヤーより当然少なくなる。

これらの知識を得るためには、自発的な情報収集は欠かせないのはもちろん、実戦で活用するためにはその知識を記憶しておくことが大前提である。既存の最前線プレイヤーと同じスタートラインに立つには、相当の努力やある程度の才能すら必要とすると言っても良い。このギャップをゲーム内でいかに埋めるか、というのが重要である。

まず対戦前の準備段階、すなわち育成においてはある程度はやりやすくなっているようである。基礎ポイント(努力値)のグラフによる可視化がその最たる例であろう。しかし「どのように育ったか」が明らかになっても「どう育てるのが良いのか」という部分までは見えてこない。まずはここにアドバイスの余地がある。既にポケモングローバルリンクとやらにおいて技や持ち物の統計データを閲覧することができるが、もう一歩踏み込んでパラメータ育成の傾向が見られると良い。さらに言えば、ゲーム内でその情報を確認できれば尚良い。例えばゲーム内NPCのポケモン育成アドバイザーみたいな人に手持ちのポケモンを見せると、典型的な「型」の例をいくつか教えてくれる、というように。型に填めるようでネガティブな印象を与えるかも知れないが、あくまでも基本であることを強調し、最終的には自分で考えるように促す方向が望ましい。また、配信や前作からの輸入などの特殊な条件のある技についてはスルーしても良いだろう。

準備についてはこれくらいにして、次は実際の対戦においてである。僕の案としては、上級プレイヤーが当たり前のように持っている情報を全て可視化してしまうことである。相手ポケモンのタイプはもちろんのこと、こちらの持っている技の相性はどうか、もっと言えば大体どの程度のダメージを与えられるのか(ここで参照する能力は、相手の実際の能力値ではなく代表的な育成例から想定しうる大雑把な値である)。また相手のポケモンが持っていそうな技は何か、それを受けるとどのくらいのダメージになるのか。どちらが先制しそうか、技や特性によってひっくり返される見込みはあるか。…などなど、コマンド入力前の画面を見ただけでも、そこから得られる情報をどれほど読みとれるのかというのは、プレイヤーの知識によって雲泥の差が出る。プレイヤー間の格差解消として、システム側で補うべき最大の問題である。

以上のような措置は、一部の既存プレイヤーから異論があるだろう。自らの努力や才能によって他者と差別化していた部分をシステムで補おうと言うのだから。まあこういう声だけ大きそうな連中についてはとりあえず無視するとして、個人的により気を遣いたいのは、世界設定やフレーバー的な面である。ポケモンの対戦という真剣勝負において、横から口を挟むというシステムはいかがなものか、美しくないのでは、という意見は当然出るだろう。またナビゲートする情報の量や見せ方によっては、インターフェイスが非常に見づらくなって、かえって何をすべきかわかりにくくなる例も考えられる。もちろん参照させる情報を整理して執筆するマンパワーも必要だ。ハードルは高いが、今後も現行のシステムをベースに積み上げ型でゲームを作る限り、プレイヤー間の情報格差を縮めるのは避けて通れない課題だろう。

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