本とゲームのレビューと雑文が中心。

書評:ハンターズクロニクル
モンスターハンターシリーズの非公式ファンブック。無印からP3まで。

それっぽい装丁や、声優の緑川光のインタビュー記事があったりして一見すると公式っぽいのだが、出版社は改造コードで有名な三才ブックス。ははぁさては勝手本だなと思い、存在自体が珍しいので手に取ってみた。

内容としては作品別のレビューが中心。本編やポータブルシリーズはもちろん、アイルー村やiOSのダイナミックハンティング一応フォローしている。ただしページ数的にはカフェオレライターの山田井ユウキによるP2GとP3の記事にかなりのページ数を割いている。個人的にこの2作はあまり好きになれなかったのだが、やはり世間的には売り上げも多いこの2作が人気なんだろうなと思った。

公式書籍では存在自体が伏せられているミラボレアスに対して普通に言及されていたりするのはちょっと新鮮な感じ。本編とフロンティアが同列で扱われているのも公式では見ないので両方のファンである僕にとっては嬉しかった。初期作のオンライン体験談などは今見ると貴重な資料という感じもする。逆鱗日和でも同じ様な感想を抱いたように。

ただ、内容的にはいい加減な記述が目立つ。ハンターナイフのみでスタートする無印において大剣が初期武器であるかのように書いてあったり、無印からGへの引継で武器が消えるということになってたり。この程度なら記憶違いとして笑って済ませられるのだが、無印オフラインをガンナーで進めるのは不可能と言い切っていたり、Fで共闘ヒプでHRPを稼いで上位になったばかりなのにフルクシャ装備だったことになってたり等、明らかに話を盛っている箇所が散見されて残念。知ってる人が見たら一発でバレるのにな。

おまけとしてP3のミニ攻略情報があって、これがなかなか使える。モンスターの肉質や剥ぎ取り素材、フィールドの採取アイテムをコンパクトにまとめてある。無駄に厚いくせに具体的な数値の書いてない公式攻略本より使い勝手はいいかも。他にも作品別の解析小ネタがあったり、モンハン以外の「狩猟」をテーマにしたゲームなどの紹介があったりしてバラエティ豊かな構成。

良くも悪くも勝手本ならではと言ったところ。シリーズファンなら手にとってみても損はないはず。

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