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ゲームレビュー:モンスターハンターG(PS2版)
モンスターハンター2作目にして、事実上の1作目。

元々の企画上は、前作のベスト版を出す代わりに追加要素を入れるというコンセプトだったらしい。結果としてシステムの大幅な見直しが行われて、後のシリーズの基盤を作ることになった作品。

例えば「モンスターのサイズがクエストごとに変わる」「防具ごとにスキルポイントが設定され、一定値でスキル発動」といった、今となっては当たり前の事も前作には存在しなかった。あくまで今のシリーズから見ると、本作こそがモンスターハンターの1作目であり、前作は試作品というかベータ版に見える。基本的な部分は前作と共通する部分も多いので、あちらのレビューと重なる部分は省略。ちなみにこちらもオンラインサービスは終了している。

前作からの変更点でまず気になったのは、自キャラを弱くする調整。以前は普通にガードできた攻撃がガード不可になっていたり、ペイントボールが弱体化(以前は自動マーキングと同じだった)したり。敵を強くするならともかく、こういう方向での調整はいただけない。敵の行動パターンが変わって強くなっている部分もある(リオの尻尾逆回転、グラビの高熱ガス)が、まだまだ微調整のレベル。

逆に自キャラが強くなった部分もある。代表的なのが「ランスのステップキャンセル攻撃」であろう。ステップ中に攻撃キーを入れることでステップ動作をキャンセルして即座に攻撃ができる。単純に手数を増やしたり、位置を微調整したり。ただでさえ強めに設定されているランスなので使いこなすまさに無敵。逆に、本作で初登場した双剣は、武器種の中では群を抜いて弱いと思う。強走薬を飲んでようやく他の武器に並ぶくらい。

結論から言えば、今から本作を遊ぶのはあまりおすすめしない。無印であれば今のモンハンとの相違点がかなり多くてそれなりに楽しめるだろうが、本作をオフラインでプレイする限りは不便で地味な部分ばかりが目立つ。どうしてもやりたいなら、素直にオンラインが現役でユーティリティが改善されたWii版を選ぶべきだろう(未プレイだが、こちらもステップキャンセルは残っているようだ)。

あるいはポータブル版もおすすめする。事実上の携帯機移植と言って差し支えがない。本作と比べると素材が集めやすくなっていたり、武器の派生条件が変わっていたりするが、村クエスト自体の難易度はほとんど変わらない。オンラインに相当する部分もオフラインで遊べるようになっているし、ココット村のストーリー(村人の台詞ね)も充実している決定版だ。

無印に手を出したプレイヤーが、データ引継で遊んだり完全クリアで達成感を味わいたいのなら、敢えて今からPS2版をプレイする事もアリだとは思うが、そうでなければプレイする必要は無いと思う。

おまけ:気づいたことメモ(テキストファイル)

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