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書評:空想お料理読本
アニメの料理を再現するという企画。

柳田理科雄による空想科学シリーズの一冊。料理人のケンタロウを招いて、アニメに出てきた料理を可能な限り再現したり、あるいはそれにまつわる雑談をしたり。「パズーの目玉焼きパン」「日本昔話の大盛りご飯」のようなあまり工夫のしようも無いものから、「カリオストロのミートボールスパゲティ」のように本格的な料理まで、バラエティ豊かに揃えてある。宮崎駿作品がやや多めか。ケンタロウ曰く「リアル過ぎて悔しい」のだとか。

作中の料理描写や外見を再現しつつ、可能な限りおいしく作ろうという姿勢が良い。「小池さんのラーメン」はスープから手作りする本格派だし、「ハクション大魔王のハンバーグ」はハンバーグなのに揚げるという矛盾した調理をしつつもメンチカツとはひと味違うものに仕立てたり。レシピも載っているので再現も可能というのが嬉しい。

シリーズおなじみの、原作に似てるようで似てないヘタウマなイラストは健在だが、わざわざ目にモザイクを入れるのが下品な感じで気になる。そういうのいらないから。今回ばかりはちゃんと版権をとって正規の絵を入れた方が良かったのではないか。

話題は脱線が多い。「銀河鉄道999」の話から、無重力の宇宙船内における料理の話になったり、「ど根性ガエル」に出てきた寿司にある紫色の謎のネタの正体を考えてみたり。いつもの柳田式の突っ込みは少ないので空想科学シリーズとしてはちょっとどうかと思ったが、なんにせよ読み物としては面白かった。

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「質」より「量」を地で行っていますね。
アニメ内の時代背景(昭和40~50年代)だからでしょうか?
misako | URL | 2012/06/18/Mon 19:34 [編集]
例えば体に対して顔が大きいのと同じで、一種のデフォルメ表現だとは思いますね。
食事シーンを強調するにはリアルなスケールだと弱い。
かける | URL | 2012/06/18/Mon 23:58 [編集]
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