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書評:Webデザイン好感度調査報告
ターゲット別、第一印象でみる好感度調査。

さまざまな商業分野のサイトで好感度調査を実施。実際のサイトではなく、サンプルサイトを作って、そのトップページの第一印象の好感度を訪ねるやり方。あくまで見た目の印象であるというのがポイント。よく見ると文章部分は無意味な文字列になっていたりする。

サイトごとに「ビジネス」「カジュアル」「癒し」という3ジャンルにおおまかに分けている。調査対象は若年男性・中高年男性・若年女性・中高年女性の4つにわけているが、層による好みの違いは、大きく差が付いた一部のデザインでしか紹介されていない。クイズ形式で、このサイトにもっとも適したデザインとは何かを問うたりしているので、楽しみながらデザインを学べる。

傾向に合わせた写真の加工(それも四角いままか丸く切り取るか、周囲をぼかすかどうか、という単純なレベル)やイラストの使いどころなどは、シンプルかつ実用的な感じ。言われてみれば確かにその通りだけど、あまり考えずに使っている人も多いのではないだろうか。同じ配色でも分野によって与える印象が異なるというのも面白い。例えば寒色である紺色は、普通は引き締まったビジネス的な印象を与えるが、温泉のサイトの場合はのれんをイメージさせ癒しに繋がるとかね。

必ずしも万人受けを狙うべきではなく、サイトの対象層に絞ったデザインも必要だという。例えば若い男性は「異形」とも言える、他の層が嫌う奇抜なデザインを好む傾向があるようだ。これを婆娑羅や蛮カラからに連なる系譜だとして紹介していたのは少し笑ってしまった。そういえばアダルトサイトやパチンコ雑誌はどぎついデザインだよなぁ。

Webサイトに限らず、商業デザイン全般に応用できそう。平易で読みやすい万人向けの書。

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