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書評:ブルース・リー物語(コンビニコミック)
漫画でわかるブルース・リー伝記。同名の映画とは直接関係は無いようだ。

ブログ主はブルース・リーの凄さをリアルタイムで味わった世代ではなく、特にファンといったわけでもないが、直球世代である父親の語りを聞いたり、後のフィクションにおける彼をモチーフとしたキャラクターを見たりすると、彼が後世に与えた影響の大きさ理解できる。実際に映画を見ても非常にキレのあるアクションは素直に素晴らしいと思う。そういうわけで、何となく興味があったから手に取ったのがこの一冊。

冒頭はカラーで映画のスチールを紹介。漫画は幼少期から始まって、アメリカでの学生時代から道場主を経て、アクションスタートしてトップに上り詰めるまでを描く。スクリーントーン控えめで顔の陰影を強調した、やや劇画調のタッチは、ノンフィクションかつアクションものには向いている絵柄だと思う。上手いかどうかはともかく。

ブルース・リーを巡っては、強さにまつわる議論から死の真相に至るまで、とにかく荒れがちな話題が多いのだが、本書は客観的な事実を中心に淡々とまとめてあるという印象。悪く言えば当たり障りの少ない内容といったところか。例えば死因は鎮痛剤の副作用が有力だとし、腹上死説や暗殺説は奇説怪説として触れている程度だ。

とはいえ、痛快な生き様であることには違いない。腕一本でのし上がるとはこういう生き方を言うのだ。ファンにとっては常識的なことばかりだろうけど、門外漢には楽しく読めた。入門編としておすすめ?

ブルース・リーは俳優と武道家が高い次元で融合した希代のスターであり、彼の早すぎる死は映画界にとっても格闘界にとっても大きな損失だっただろう。

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