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書評:人類の月面着陸はあったんだ論
一時期流行ったアポロ捏造論を徹底的に斬る。

まずはこの本のメインテーマであるアポロ計画捏造論について少々。ブログ主は、例のバラエティ番組を生で見ていた。旗立てシーンへの指摘(本当に捏造なら風が無い時or場所で撮るに決まってるだろ!)など、素人にも容易に突っ込めるところはあったが、視聴者に「NASAの発表の全てが真実とは限らないのでは?」という疑惑を抱かせるには十分な内容だったと思う。もっともその後、副島隆彦(断筆まだ?)の「なかったろう論」を立ち読みして、「ああやはり捏造論者は馬鹿だ」と思い、改めて調べてみることでやっぱりNASAが正しかったと思い直したわけだが。

本書ではタイトルにあるように陰謀論者の説への反論だけでなく、アポロ計画の概要から捏造説(ムーンホークス)の歴史など、幅広い内容となっている。これを読むだけで宇宙開発に詳しくなれそう。親しみやすい文体で読みやすい内容となっている。個人的には、「日本では近年までムーンホークスが普及しなかったのは、日本の宇宙系オカルト界がアポロ計画の成功を前提としていたから(月でUFOと遭遇した説)」というのが目から鱗だった。と学界だけあってそういう事情には詳しいのか。

陰謀論なんてハナっから信じてないという人でも、宇宙に少しでも興味があるなら読んで損は無い。最後に一節を引用。「宇宙探査や天体観測は、狭量なイデオロギーに縛られた一部の陰謀論者を納得させるために行うのではない。宇宙の謎を解き明かすという人類共通の夢、純粋に学術的で遠大な目的の一環なのだから。」(山本弘)

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