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書評:まだある。食品編
主に1970~80年代頃に流行・普及した食品類のうち、今でも手に入るものを紹介。1巻と2巻をまとめて扱う。



主な対象はインスタント食品や菓子類、飲料、調味料など。当時から変わらず販売し続けているものもあれば、近年になってから復刻したものまで。全ページフルカラーで、見開きに1つの商品を掲載しているのでとても見やすい。

それぞれの商品について筆者が思い出を語る。テレビCMなど、同世代の共感を広く呼びそうな話題から、ごく個人的な話題まで。随筆的で気楽な文章。筆者が1967年生まれなので、83年生まれのブログ主にとっては世代ギャップも大きい。見たこともないものも結構ある。それでも、今まで知らなかった商品に興味が出てきたり、なじみ深い商品の意外な一面もわかったりして楽しく読めた。

「ぽんぽこたぬき」饅頭が「ぽんぽこおやじ」として復刻していることや、父の実家の商店にいつも置いてあるイメージの「アラビヤン焼きそば」がご当地食品ということが判明したのは個人的な収穫。あと「ホワイトロリータ」はLolitaじゃなくてRollita(ロータリー式の機械が由来らしい)だとか。

巻末の索引がやたら充実してる。商品名やメーカー名はもちろん、テレビ番組や著名人など本文で出てきたあらゆる用語からも引くことが出来る。「2ちゃんねる」「スライム」「未知との遭遇」から引ける食品、何だかわかる?

食べ物に関する随想から見える当時の家庭料理事情が興味深い。「グラタン皿」や「エッグスタンド」のような用途の限られたアイテムは現代のキッチンでは敬遠されがちだという。そういえば田舎の両親の実家には使ってるのも見たことも無いような調理器具がゴロゴロしてるなぁ。今は省スペースと効率化の流れでシンプルになっているんだろうか。

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