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書評:グラスホッパー
読む前はハードボイルドサスペンスだと思ったが、違う。


時事ネタとか既存の小説をガジェットにするために、現代東京のような世界を舞台にしてはいるけれど、その中身はいい意味でも悪い意味でも中二病的世界観のファンタジー。異能力者どもが夜の街を舞台に暴れまくる。生き残るのは誰だ!?複数の一人称視点が入れ替わり、スリリングな展開になっている。

人物や組織の設定の無茶さに目をつぶって、漫画のようにスピード感のあるバトルものとして楽しむのが吉。映像化するとしたら間違いなく実写よりアニメ向き(調べてみたら実際に漫画化もされてるみたい)。プロットには無駄がなく、伏線をしっかり回収してきれいにまとまってるので読後感はすっきりしている。

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