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書評:中華料理の文化史
上海生まれの筆者が、中華料理の歴史を考察!

中華料理の現状、すなわち独自の発展をしてたり米資本のファーストフードと共存してたりする話題から始まって、古代から連なる料理の歴史を紐解く。

民族の興亡や、新たな食材や調理法の普及によって、ひたすら進化していく中華料理。今日の代表的な料理も意外と歴史は浅かったりする。筆者は、歴代の料理を文献に残された記述から探っていく。つくづく思うのは、文献がちゃんと残ってる国なんだなあ、ということ。

王朝の交代に伴う犬肉食の衰退の経緯を追うところが一つの見所だと思った。遊牧民にとって犬は仲間だから、食べることに対して禁忌があるんだなあ。他には、日本と比較した箸の縦置きと横置きの話なども興味深いと思った。

「ラーメン」という単語を、中国の麺類の総称として使っていたのは日本人としてはちょっと違和感があるかも。人によってはラーメンは日本料理とまで言われるし。現代のようなラーメンはさておき、麺類自体の歴史は古い。

ともかく、中華料理をより深く知ることのできる一冊である。読めば腹が減ること間違いない。


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