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書評:竜の夏
川又千秋のファンタジー小説


因果関係が混じり合う不思議な世界。
あるいは、そう信じる世界観を持つ人がいる世界。
竜や占い師による幻想的な物語、しかし世界の正体とは……

崩壊した世界で平和に生きる種族を通した文明批判の物語かなあ、なんか偽善的で鼻につくなあと思いきや、終盤で見事にひっくり返してくれた。

文明とともに争い傷つきながらも新天地を切り開き生き抜いていく者たちと、自然とともに平和に暮らしながら大きな力の前に成す術も無く滅びていく者たち。
真の「愚者」はどっち?おそらく読み手によって解釈は異なるだろうが、自分としては前者の力を信じたい。

本編中で明確に明かされない要素が多いが、あとがきで作者がいうにはしっかりした設定が存在するとのこと。
読み込んで色々と想像を巡らせるのも楽しい。

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