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書評:モンスターハンター 魂を継ぐ者(4)
モンスターハンターのノベライズ第2期の第4巻。前作からまたまた3年後が舞台。



関連レビュー:1巻 2巻 3巻 5巻
前作からさらに3年後。父親に憧れてハンターを志すミモリがキオに弟子入り志願!すっかりベテランになったキオが今度は指導する立場に回る。

ハンター日誌より、肉焼きハンターのデイビーが特別出演。肉焼きのコツと一緒に秘薬の作り方も教わるのだが、9年間も第一線でハンターやってて近隣に名を轟かすレベルになっても知らないままだったのか。ゲームをやって思っていたより厳しい世界だ。

主な舞台は森丘だが、ココット村が丸ごと割愛されているのはちょっと寂しい。ストーリーのテンポを考えると仕方ない部分ではあるが。リオレウスの狩猟場面は、ゲームの経験者なら容易に情景を思い浮かべられるくらい臨場感がある。

キオがついに父の形見のガノカットラス改を解禁。9年間もブランクがある(というかまともに振り回したことは一度も無いような)のにスムーズに扱えているのが気になったがハンターとして基本が出来ているからか。双剣に持ち替えたこともあって戦闘描写の迫力もアップ。ただ戦闘シーンがゲームに忠実過ぎて、話として見るとちょっと閃光玉に頼りすぎな気がした。

ラストでキオとノーラがくっつく。ノーラは1巻から登場しているとはいえ、直接狩猟にも絡まないし、読者目線では数ある女性キャラの中でもモブキャラに近いので戸惑ったが、これもキオの「鈍感さ」に感情移入させるためなのかも知れない。

細かい部分で色々と突っ込みどころがあるけど、全体としては勢いがあって面白い。一気に読める巻。キオが1巻の時とちょうど逆の立場になり、武器も持ち替え、次回からはポッケ村で新生活が始まる。まさに「転」の章。物語は一気に盛り上がる。

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